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学部や学科に関わらず、テキストやノートの持込が許されているかどうかは大事な要素です。
教科書が持ち込み可能ならテストで楽勝ということはなく、むしろ教科書持込が不可のテストの方がテスト勉強次第で簡単に点数が取れます。
まずどのあたりを問われるのか、その範囲を知る必要があります。
例えば法学部であれば、「この法律とあの法律に関すること」と分かれば、それらの法律に関する勉強をしていきます。
この時、法律の原則的な情報、そして例外的な情報をそれぞれ勉強するだけで点数は取れます。
これは経済学部や経営学部などでも同じ事が言え、要するに基本的な原理原則さえ知っておけば、多少の事は対応できるということです。
これに加えて例外的な情報を入れて、イレギュラーな設問にも対応できるようにすれば、あとは答案用紙をひたすら埋めていく努力をしていけばテストでいい点数が取れます。
基本的な原理原則は木の幹のようなもので、それを図書室などで調べながら勉強すれば問題ありません。
人に教えられるようにすることもテスト勉強では大事な要素です。
特にレポートという形で友達に配って、みんなでいい評価をとるような努力をするだけでも自分のためになります。
人にわかりやすく教えるためには、自分自身で疑問を解決し、それを噛み砕いて説明する理解力が必要です。
これをレポートという形で、シンプルな内容にしていく事はそれだけ自らがその内容を理解していることにつながります。
高校までのテスト勉強は丸暗記でどうにかなった部分もあります。
しかし、大学のテスト勉強は丸暗記をするにもたくさんのテストが控えており、物理的に難しいです。
すべてを丸暗記するのではなく、分かりやすく情報をまとめて、テスト前はそれを眺めるような形にしておけば負担も少なく、情報も入りやすいです。
これまでの授業で書いてきたノートなどを参考に重要な情報をまとめていくだけで、その教科に対する理解度は格段に上がるだけでなく、友達にも説明できます。
法学部のテストでは、教授によってあまりにも抽象的な設問を並べて、答案用紙の裏まで書かせるようなテストにしてあることが多々見受けられます。
こうした時に必要となるのは、これまでの授業にどのようなことを話してきたかです。
抽象的な設問を並べる事で、学生の考えを知り、基本をつかんでいるのかを知りたいのが教授など講師の意図です。
テスト勉強で考えたいのは、これまでにどのようなノートをとってきて、何について語ってきたかです。
全く語っていない事、触れもしていない事をテストにするケースはほとんどありません。
必ず授業のどこかで語っている事がテストに出てきます。それを抽象的にしているようなものです。
ノートがない人は友達にノートをコピーさせてもらい、過去問があればそれと比較検討して対策を立てていく事も必要です。
傾向と対策が明らかに分かっている場合にはそれを研究すればおのずと出題される形はわかります。
それに向けて知識をつけていけば問題ありません。
出席のいらない授業であれば、出席している人にしかわからない情報を提供するケースがあります。
そうすることでアドバンテージを与える事があるため、もし出席のいらない授業に参加していた場合にはテスト前ラスト2回ないし3回の授業は何があっても参加し、できる限りの情報を収集する事がおすすめです。
優しい先生はここが出やすいと教えてくれます。
厳しい先生は全く教えてくれませんが、原理原則を覚えていき、それをうまくアレンジしていけば単位をくれないことはないです。
先生に応じて勉強時間をチェンジすることもテスト勉強では大事な事です。
単位は取れればいいというスタンスなのか、すべて優秀な成績を狙うのかという目標設定も重要です。
そうすることで重点科目だけを詰め込むようなこともできるようになります。
すべての科目を満遍なくこなすことははっきり言えば不可能です。
これは落としてもかまわないぐらいのスタンスで臨み、絶対にとるべきものだけを選んで重点的に勉強するぐらいの偏りが求められます。
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