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大学生の新卒採用試験として知名度の高い「SPI」ですが、他にもいくつかの種類があるのをご存知ですか。
すでに社会に出ている人でもこのSPIを受検する機会というのはあり、例えば、転職をする際や昇進をする際です。
そこで今日は、社会人のためのSPIとはどんなものか、その対策について解説しようと思います。
ぜひ参考にしてください!
この社会人向けのSPI3-Gというのは、就職をする学生が受けるものとは異なり、中途採用向けの試験になります。
SPIは、新卒採用向けの「SPI-U」、中途採用向けの「SPI-G」、高卒向けの「SPI-H」の3つに分かれています。
それぞれ対象者は異なりますが、例えば、SPI-UとSPI-Gでは試験の制限時間というのは変わりません。
社会人の方で転職をしたり昇進をする際にこのSPIが求められることがあります。
出題範囲については、実は新卒採用向けのSPI-Uと同じであり、能力検査と性格検査で構成されています。
能力検査は非言語問題と言語問題に分かれており、それぞれ数学的・国語的の内容になります。
非言語問題であれば例えば、割合や比、速さ、代金の精算、集合、推論などで、言語問題は二語の関係や空欄補充、長文読解などです。
SPI3-Gのレベルは、通常の新卒採用向けのものと比べると高くなる傾向にあります。
そのため、「SPI=基礎」と認識していると思わぬ結果になる可能性があるので注意が必要です。
ただし、非言語問題に関してはSPI3-Gの方が簡単という声もあります。

新卒採用向けのSPIであっても、試験対策というのは必須です。
試験内容もそうですし、時間配分、当日の時間の過ごし方も1つの対策になるでしょう。
ここではSPI3-Gの対策ポイントを3つ解説します。
まずは、その試験がどのようなものかを知っておかないと対策のしようがありません。
SPI3-Gは、先に述べたとおり、非言語問題と言語問題があります。
その出題範囲は毎年同じであり、非常に似た問題も出題されます。
詳しい出題範囲については下記の記事を参考にしてください。
そして、どんなに基礎知識があってもその試験の問題を解いてみないと訓練にはなりません。
参考書や問題集を活用するのもいいですし、インターネット上にある問題を利用するのもいいでしょう。
性格検査というのは、基本的に対策する方法はありません。
なぜなら、その人の人間性を把握するための試験であり、ここで対策をするということは偽るということにも近くなるからです。
ただし、性格検査で適切に回答できるように自己分析をしておくことは重要であり必須です。
それをしないと回答に矛盾が起きてしまい、残念な結果につながるかもしれません。
いかがですか?今日は、社会人向けのSPIに関する内容でした。
実はあまり知られていないSPIの種類ですが、受ける側は適切なものを選ぶ必要があります。
今の時代、終身雇用も崩壊しつつあり、転職をする機会も増えているでしょう。
今後はSPI3-Gに出会うチャンスも以前よりどんどん増えていくかもしれません。
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