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大学での単位は、何も進級や卒業だけに関わるものではありません。
卒業後の就職についても影響することがあり、大学の単位を落とすことで不利に働くことがあります。
今日は、大学の単位を落とすことが就職活動に影響するかもという内容です。
これを読んでいる人のどのくらいが大学の成績に満足しているでしょうか。
これまでの授業は全て単位を取得しており、「優」以上をもらっているという学生はそこまで多くないかもしれません。
できることなら多くの学生がしっかり勉強をして成績に自信を持っていることが望ましいですが、現実はそう簡単ではないでしょう。
就職活動をすると、企業から成績証明書の提示を求められることがあり、成績に自信のない学生にとっては嫌です。
でも、本当に大学の成績は就職活動で大切なのでしょうか。
では、なぜ企業は成績証明書を必要とするのでしょか。
まず前提として、全ての企業で求められるわけではありません。
実は、成績証明書を求める企業の多くはその成績自体を見ているというよりは卒業の可否を見ています。
というのも、成績は大学によって、学部によって、教授によって評価の仕方が異なるので、一つの基準で判断することが難しいからです。
単位を取るのは難しい授業もあれば楽なものもあります。
面接を受けている時点で、どのくらい卒業見込みがあるのかを見ており、いくら内定を出しても卒業できなければ入社できません。
そうなれば企業側の採用計画が大きく狂ってしまいマイナスになります。
あとは、応募者の人柄を見るためにも使います。
就職活動時に提出するエントリーシートや履歴書などと照らし合わせて相違がないかなどをチェックします。
また成績証明書によってどのようなことが得意でスキルがあるのかもわかってくるでしょう。
その応募者の人間性を把握するのは企業にとって非常に重要です。
実は、実際どのくらいの単位を落とすと就職活動に影響するかは一言ではいえません。
基本的には、数単位落としただけで不採用になることは考えにくく、それよりも、先に紹介した通り卒業見込みがない学生はまず厳しくなります。
例えば、3年生の時点で100単位なければ卒業できるか保証できず、内定も見送られる可能性があります。
もちろんこれは目安なので具体的な判断基準はその企業により異なります。
学生ができることは単位をしっかり取得しておくことに尽きます、しかも早めに。
今まだ1~2年生ならたくさん時間はあるので遊んでばかりではなく学業に集中しましょう。
すでに大学後半の学生はできるだけ早く必修科目などを取得して、時間的余裕を持つことです。
過ごした時間は戻らないので、今できることを計画性を持って臨みましょう。
また成績が悪い人は、面接などでその理由についてしっかり説明できるようにしておくのも大切で、その出来事自体はマイナスでもそれを今後のために生かせたらプラスの評価につながることがあります。
ものはいいようです。
その失敗から学び、どう成長したか(していくか)をうまく言語化できれば強いです。
今日は、大学の成績と就職活動についてでした。
成績は良いに決まっていますが、多少悪くてもそれが不採用の直接的な原因にはなりにくいので今できることに集中しましょう。
そして、少しくらい成績が悪くてもエントリーシートや履歴書、面接など他で挽回できれば良いアピールになるのでしっかり対策してください。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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