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試験を見据えて時間割を組もう!

 

 

目次

主な試験の種類

 

定期試験

 

大学の成績評価の方法にはいくつか種類があります。

 

その中でも最も多いのが、中間試験や期末試験などの「定期試験」です。

 

大学が設けている試験期間中に行う試験です。

 

2学期制の大学の場合は、

 

【前期】

 

中間試験:6月上旬~中旬

 

期末試験:7月下旬~8月上旬

 

【後期】

 

中間試験:11月下旬~12月上旬

 

期末試験:1月中旬~2月上旬

(国立大学は私立大学に比べて遅い傾向にあります)

 

上記のようなスケジュールであることが多いです。

 

期末試験はあっても、中間試験はない科目も多いです。

 

授業内試験

 

定期試験は普通の授業とは別で実施期間を定めているのに対し、その試験期間より前に、「授業内」で試験を行うこともあります。

 

科目によっても異なりますが、各学期の最後の授業で実施する場合が多いようです。

 

これは、授業内で実施しますが、成績評価としては定期試験と同等のものになります。

 

レポート試験

 

上記の2つの試験とは違い、レポートがそのまま成績評価の材料になることもあります。

 

決められた期日までに提出、あるいは決められた期日の当日のみしか提出が認められていない場合もありますが、

 

基本的には決められた日に全員が教室に集合して試験を受ける、という形式ではありません。

 

レポートの作成が必要なので、事前に取り組んでおく必要があります。

 

曜日あたりの試験の数を確認しておく

 

定期試験は、基本的に授業が開講している時間に実施されます。

 

例えば、水曜日の1限に授業がある科目の場合は、定期試験も試験期間中の水曜日の1限に実施されるのです。

 

レポート試験の場合は、期日までに完成させておく必要があるので、

 

実質、試験期間内のその授業がある時間はフリーです。

 

そのことを踏まえた上で、試験期間中、各曜日にどのくらい試験を受けなければいけないのかをしっかり把握しておきましょう。

 

特に1・2年生のうちは授業も詰まっていると思いますが、その中でも、1日に1つしか試験がない場合と4つ試験がある場合では、

 

前日の過ごし方や試験期間中の過ごし方が大きく変わってくると思います。

 

1つの曜日にレポート試験で成績が評価される科目を1~2つ入れて、時間割を組むというのも1つの方法です。

 

 

 

 

レポート作成は計画的に

 

とはいえ、レポート試験の科目ばかりを履修してしまうと、同じ時期に複数のレポートを抱えてしまうという事態になりかねません。

 

早めにレポートのテーマや期日が分かっている場合は良いのですが、課題を出されてから提出期限まで1~2週間ほどしかない場合もあります。

 

また、「試験よりもレポートの方が楽だろう」という考えだと、ついついレポート作成を後回しにしてしまうという人もいるのではないでしょうか。

 

参考資料を集める時間・自分の文章作成能力・レポートの構成力・実験結果の分析力を把握し、自分の限界も考えて時間割を組みましょう。

 

「大学に行かなくても良い日」は落とし穴

 

遠方から通学している人、大学の授業以外にアルバイトやプライベートを充実させたいという人に多いのですが、

 

できるだけ大学に行く日を少なくするために、1日に授業を詰め込んで時間割を組む=「大学に行かなくても良い日」を多く作ること。

 

履修科目にもよりますが、これは試験期間中に相当苦労する結果になる場合があります。

 

試験が同じ日に集中してしまい、試験勉強が間に合わないという事態が起こり得るからです。

 

中途半端に試験勉強をした結果、全ての科目でギリギリ点数が足りず、単位を落とすという結果になる可能性もないとは言えません。

 

例えば、午前中で帰ることができるような(1限・2限の科目だけ履修する)時間割にするなど、

 

試験が同じ日に集中しない、かつ、まとまった自由な時間を確保できる組み方をおすすめします。

 

まとめ

 

時間割はついつい「朝は苦手だから1限の授業を履修するのはやめておこう」などといった、通学や普段の授業を基準に組んでしまうことが多いです。

 

もちろん、それは当然のことなのですが、「単位取得」という点で考えた時、必ずしもそれがベストとは言えないこともあるのではないでしょうか。

 

日々の授業だけではなく、試験(成績評価)も視野に入れた上で、時間割を組むことをおすすめします。

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