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誰もが一度は摂取したことがあるであろう薬ですが、一般の人は「薬は飲んだら勝手に効く」という程度にしか理解していないはずです。
大学1年生なども薬の働きについてはまだ詳しくは知らないかもしれません。
そこで今日は、薬の体内での働きについて解説します。
ぜひ最後までお読みください。
「薬」とはいってもいろんな種類があります。
例えば、頭痛薬のような飲む薬、いわゆる内服薬です。
また皮膚や粘膜などに直接塗ったりする外用薬、そして血液中に直接入れる注射薬があり、主に薬はこの3種類に分けられます。
種類が異なるためどのように働くかも異なります。
ここでは一般的によく服用する内服薬をイメージして解説します。

内服薬は、食べ物と同じで口から摂取して食道に行き胃へ、そして胃から腸へ行って吸収されてから肝臓に運ばれます。
その多くは血液中に入って、血管を通って痛みなどの患部に届けられるという流れです。
ここで大切な働きをするのが肝臓であり、肝臓には薬を代謝する働きがあるため、多くの薬は代謝によって形が変わって作用を失います。
そして何度か肝臓を通ることで代謝を受けて、やがて尿や便、汗などとともに体の外に排出されます。
基本的に薬は狙った患部や病気に届くように作られていますが、たまに途中で胃に影響したり、胃酸により効果が薄まってしまうなど別の働きをしてしまうこともあります。
そこで現代医療では、「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」という考え方に基づいて薬が作られており、これは効果を最大限高められる仕組みのことです。
ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)は、「必要な量を、必要な時間で、必要な部位に届ける」という意味で、詳しくは以下の3つの考えから開発されています。
ターゲティングは、目的の場所だけに作用させる技術です。
頭痛であれば頭痛にだけ薬が作用すればOKです。
他の場所に作用をするとそれだけ副作用のリスクが上がります。
「放出制御」は、必要な量の薬を効率的に提供する技術のことです。
1日1回の服用で1日効果が持続する薬などの技術が重要視されています。
服用回数が多いとそれだけ飲むのを忘れてしまったり、面倒に感じてしまいます。
吸収改善は、薬を必要な場所に効率的に届けるための技術です。
例えば、薬の形を工夫することで吸収効率を高められたりします。
カプセル錠や口の中で溶ける薬などがその例に挙げられます。
今日は、大学薬学部の学生を対象に薬の体内での働きについて解説しました。
奥が深く、理解すればするほど面白くなる薬学という学問ですが、他にも「同じ薬でも効き方が人により違う」や「よく効く薬=いい薬ではない」など、体系的に学ぶのが薬学部です。
当サイトでも、薬学に関する勉強方法やポイントなどを定期的に発信していますので、ぜひ他の記事にも目を通しておいてください。
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