理系研究室での悩み【指導員との人間関係の構築法】

大学の理系学科では文系学科に比べて、学生個人で学習をする機会が多いかもしれません。

でも、研究室に配属するとそうはいきません。

研究室の悩みの1つとしてこの人間関係があり、特に教授や准教授などの指導員との関係性です。

今日は、大学生のお子さまを持つ保護者の方に向けて、研究室での人間関係の構築方法について解説します。

ぜひ共有してあげてください。

【理系学科の研究室での指導員との関係】

研究は興味のあることを取り扱うため、やりがいがあるものです。

でも、研究分野自体はよくても指導員など人間関係も満足度においては重要な要素になります。

毎日、長い時間ともに過ごすことになりますので、できることなら良好な人間関係がいいに決まっています。

指導員は述べた通り、教授や准教授になりますが、人間関係の意味では先輩やその他の学生も同様でしょう。

人間関係のよくある悩みとしては、

・指導が厳しすぎる
・指導が甘すぎる
・指導内容が曖昧
・研究テーマに興味を持ってもらえない
・雰囲気がピリピリしている
・作業分担などでトラブルになる
など

いろいろあります。

この他にも学生はそれぞれに悩みがあるかもしれません。

でもどうやって解決、付き合っていけばいいのでしょうか。

【理系研究室の指導員との関係性の構築法】

ポイントを理解して取り組みます。

≪教員の研究スタイルを把握する≫

できれば研究室を選ぶ前にある程度、どのような研究タイプなのか把握できたらいいですが、今からでも問題はありません。

その指導員は密着型なのか放任型なのか、普段の言動からわかりますので観察します。

その上で、例えば、密着型なら指示されたことを的確にこなしたり、放任型なら自分である程度ペースを掴まなければいけません。

同時に、先輩など他の学生のタイプもある程度把握しておくといいです。

≪ホウレンソウを意識する≫

ホウレンソウは「報告・連絡・相談」ですが、ビジネスにおいて重要な要素です。

研究室でももちろん必要で、これを意識して研究に取り組みます。

ホウレンソウは基本的なことですが、これだけでも人間関係は改善が見えると思います。

≪トラブルはなるべく早めに解決≫

トラブルは起きてほしくなくても起こってしまうものです。

大切なのはそれをどう解決するかです。

研究をしていく上で指導員と意見が合わなかったり、またそれは他の学生も同じです。

自分はこう思っていると理論立てで説明をします。

そこでは感情的にならず的確にポイントに沿って言語化します。

何かトラブルが発生した際は、それが大きくなりすぎる前に早めに対処するのもポイントです。

一度関係性がぐちゃぐちゃになってしまうと修復は難しくなります。

そのためにも日頃から指導員とのコミュニケーションは必須です。

【理系研究室での人間関係は難しいものと認識しておくのもいい】

そして、誰でも人間関係はうまくいってほしいものですが、いかないものでもあります。

それを理解しておかないとうまくいかない時にストレスになり悩みになります。

「こんなもんだ」と割り切ることも時にいいです。

無理をしない程度にメンタルの休息を入れながら、研究に取り掛かるようにしてください。

そうしないと疲労しきってしまいます。

【まとめ】

今日は、大学の理系学生に向けた内容でした。

研究室は楽しみがありながらも作業量や今回取り上げた人間関係など、大変な部分もあります。

それらとどううまく付き合っていくかで、研究のやりがいも変わってくることでしょう。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。