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大学留年を避ける授業選びと時間割の組み方のコツ

大学を留年してしまうと、年下の学生ともう1年過ごさなければいけなかったり、学費が余分にかかったり、就職するタイミングが遅れるなど、いろんなデメリットがあります。

大学生である以上、4年でストレートに卒業したいものですので、留年は避けなければいけないものです。

でも、「何となく留年は嫌だ…」と安易に思っていても、果たして、効果的な対策はできるでしょうか。

今日は、大学留年を避けるための授業選びと時間割の組み方について、詳しく解説します。

これを読むことで、大学での勉強がさらに捗ることでしょう。

目次

【大学の留年対策は授業を受ける前からできる!】

大学留年となると、授業に出なかったり、真面目に教授の話を聞かなかったり、いわゆる、勉強不足をイメージするかもしれません。

それももちろんありますし、授業内容を理解しなかったり、試験で結果を出せなかったら、留年になる可能性は上がります。

でも、留年は、何も授業を受けてから決まるわけではありません

どういうことかというと、どの授業を選ぶか、どう授業と授業を時間割に入れるか、などその準備段階でも留年対策は十分可能なのです。

実際、留年とは無縁の学生の中には、授業や教授についてしっかりリサーチを行い、’’留年しやすい授業’’ をできるだけ避けるという工夫をしたりもします。

大学の授業の中には、難易度の高いものや厳しい教授などがどうしてもいますので、それらを避けることで留年の確率を少しでも下げられます。

ここからは、具体的にどのように授業を選べばいいか、時間割についてご紹介します。

【大学留年を避ける授業の選び方】

単に、簡単そうな授業を選ぶ、ではありません。

順番に見ていきましょう。

≪前提、必修科目は優先的に≫

まず、授業の選び方を解説する前に、大学には必修科目があります。

これは、学生が自由に選んだり、履修する時期を選んだりすることはできず、決められたものを決められた時期に履修する必要があります。

必修科目は落とすと進級や卒業ができませんので、必ず取らなければいけません。

これを工夫しようとかは考えないことです。

≪成績評価基準を参考にする≫

これは、その授業が試験を大切にするのか、出席を大切にするのか、レポートなのか、などどの項目を評価基準として見ているかというもの。

多くはシラバスに記載されており、授業によっては、出席が最重要のものや試験が一番というものがあり、あなたの得意不得意に合わせて選ぶといいです。

例えば、朝一が苦手なら出席重視のものはきついかもしれませんし、試験勉強が苦手なら出席やグループワークを重要視するものがいいかもしれません。

また、シバラス以外にも先輩などで過去に履修したことがある人がいるのなら、リアルな意見を聞いてみるといいと思います。

≪教授の情報を入手する≫

いくらシラバスに成績評価基準が記載されていても、実際、どのくらい信憑性があるかは正直、わかりません。

情報が古いかもしれませんし、シラバスとは異なるやり方で行う教授もいるかもしれません。

それを含め、教授の人間性や指導方法、難易度などを事前に入手しておきます。

先程の、先輩から聞くのもいいですし、今ではSNSなどでも情報はまわっているでしょう。

もちろん、それらが100%正しいかはわかりませんが、あくまで参考にはなります。

≪楽単≫

いわゆる、簡単に単位を取られる授業のことです。

楽単を入れることで少しでも留年の確率を下げられますし、学生自身も安心できるかもしれません。

でも、ここで大切なのは、楽単ばかりを履修しないことです。

なぜなら、大学は学びの場、楽単ばかりを取るのは、何のために学習しているのかがわからなくなります。

自身の興味のある授業を履修すること、少しでも専門分野の学力を高められるよう努力することです。

全て難しい授業でもモチベーションが低下してしまいますので、楽単とそれ以外、をバランスよく履修します。

≪朝一の授業を避ける≫

少し触れていますが、大学には当然ですが、朝一の授業があります。

朝が苦手だったり、住む場所から大学まで2時間程度かかるなどの場合は、できるだけ避けた方がいいです。

朝一の授業はやはり学生の出席率は下がるものです。

ここに必修科目が入っているのなら仕方ありませんが、自由に選べるような科目の場合は別です。

【大学留年を避ける時間割の組み方】

次に、時間割の組み方について見ていきます。

これも大学ではある程度、自由に組み合わせができますので、よく考えて実行します。

≪詰め込みすぎない≫

まず、大切になるのは、1日に授業を詰め込みすぎないことです。

理想は、1日3コマ程度にして、余裕を持って過ごします。

それ以上を入れると、授業自体に疲労しますし、課題などがまとまった日に出ることがありますので、大変です。

また、1年生は難しいかもしれませんが、可能なら1日をオフ日にすると心身ともに余裕を持って過ごせます。

≪キャンパス移動を考慮する≫

マンモス大学など、大学によってはキャンパスがいくつかに分かれていることがあります。

別々のキャンパスで授業を履修していると、移動が発生し、それを含めて時間割を決めなければいけません。

また、同じキャンパス内であっても、大きな場所だと移動にかなりの時間がかかりますので、注意が必要です。

できるだけコマとコマは空ける方が精神的にも余裕ができるでしょう。

≪昼食後の授業を避ける≫

学生によっては、食事を摂取した後に、眠気が来ることがあると思います。

これは、血糖値など体の反応であり、起きやすい人は本当に眠たくなり集中力が落ちます。

そうなると、勉強に身が入らないので、昼食後の授業は避けるようにするといいです。

≪午後の授業≫

人間は、朝一が最も体力があり、勉強に集中できるものです。

午後になると、疲労が溜まり、勉強へのやる気が落ちてきますので、午後の5限などは授業を入れないようにするのも1つの工夫。

仮に、逆に午後の方が脳が活性化して効率的になるのなら、それでも構いません。

【まとめ】

今日は、大学留年を避けるための授業の選び方と時間割の組み方についてでした。

今まで深く考えることなく行っていたという人は少なくないと思います。

でも、ここから単位取得のための戦略は始まっており、優秀な学生はすでに高い意識で取り組んでいるのです。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

大学生の単位取得をサポートするための個別指導を提供しています。

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生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

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