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自己管理ができていない下宿大学生、親ができること

遠方の大学に通う場合は、一人暮らしをすると思います。

おそらくこれが人生で最初の ‘’親離れ’’ であり、学生の立場としてはワクワク感、そして不安もあるかもしれません。

今日は、一人暮らしで自己管理ができていない大学生の子どもを持つ保護者の方に向けた内容です。

そもそも大学生にもなって親はサポートすべきか?

もしするならどうアプローチをすればいいのか?

ぜひ参考にしてください。

目次

【学生の一人暮らしで必要な自己管理って?】

まず、「自己管理」とはいっても、一体、どのようなことをすべきなのか、結構曖昧かもしれません。

学生の自己管理としては、主に以下の通りです。

・健康管理
・家事
・スケジュール管理
・メンタル管理
・経済管理
・防犯管理
など

一人で過ごすことになりますので、親など誰も面倒は見てくれません。

これが大学の寮のようなところでは少し状況は異なりますが、ここではアパートなどを賃貸して暮らすような一人暮らしを想定しています。

基本的に、物事の責任はその学生にあり、彼ら自身でしっかり管理をしなければいけません。

【下宿大学生が自己管理を行うメリット】

これは多くあります。

例えば、家事をしっかりこなすことで生活が安定します。

料理を作り、清潔に家を保つことで、健康面でもメリットが多いです。

家が散らかっているとやはりメンタル的に不安定になりますし、勉強に集中できる環境にはなりません。

また、一人暮らしの時にしっかり自己管理をすることで、今後、社会人になった時にも生きてきます

「できる」ということが、その子どもにとっては大きな自信になり、人間力の向上が期待できます。

【自己管理ができていない場合の親の振る舞い】

もし一人暮らしで自己管理が全然できていないようなら、親としてはどうするべきなのか。

結論としては、やはり放置よりもしっかり正してあげたいです

なぜなら、大学外のことは教授や職員の方は教えてくれませんし、学生自身で気がつけばいいですが、できないからこそ今の状況になっているのでしょう。

では、具体的にどうサポートしてあげるべきなのでしょうか。

≪家事は教えてあげる≫

料理の仕方や掃除、洗濯などは教えてあげるといいです。

できない子は本当にできないので、それはもしかしたら今までやった経験がないからかもしれません。

実際にやらないとできるようにはならないので、その機会を与えます。

いけないのは、特に母親が定期的に下宿先に行き、掃除や食事などをしてあげることです。

これだと学びはありません。

≪健康面は意識の問題≫

そして、学生が避けたいのが健康に関すること。

特にメンタルの影響を受けやすい年頃、そして大学ですので、これを崩すと、授業に行けなかったりします。

日頃から、栄養のあるものを食べたり、運動習慣を身につけたり、もしすでに体調が悪いのなら早めに医療機関を受診するのがいいでしょう。

毎日ではなく、たまに子どもの様子を伺うよう連絡をするといいです。

≪経済管理は甘やかしすぎない≫

お金に関することも社会人になれば必須です。

その月のお金がなくなったらすぐに振り込みをするのではなく、正しく管理できるよう伝えます。

なくなったら自分でどうにかしないといけないことを学ばせます。

≪女子学生の防犯対策≫

防犯は何も女子学生に限った話ではありませんが、やはり女性は気をつけるべきです。

戸締りはもちろん、カーテンをピンクなどいわゆる女性柄にするのではなく、男性かのような色やパターンにするなどの工夫が時に必要になります。

【まとめ】

今日は、大学生の一人暮らしでの自己管理についてでした。

大学での成績や単位取得など学習に関することはもちろん重要ですが、その効果を高めるためには日常生活にも気を配らなければいけません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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