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留年危機!大学生が朝起きられない理由を深掘りする

当たり前ですが、大学は朝から授業が始まり夕方に終わります。

そのため、学生は日中に活動をすることが求められるのですが、なかなか朝起きられない人にとって授業に行くのは大変です。

もし、あなたがそのようなタイプ、又は夜型の人間であれば改善していく必要があります。

でも、なぜ朝起きられないのでしょうか。

目次

【大学生が朝起きられないのは怠けだけではない】

大学生が朝起きられなく授業に行けない場合、おそらく多くの人は「怠けている」と思うかもしれません。

他の学生はしっかり起きているのにその学生だけできないのは根性がないからだ、やる気が足りないなどいわゆる精神面を指摘されることが多いです。

確かに、大学生の中にはメンタルが弱く、どうしても甘えてしまう人はいると思いますが、全てではありません。

なぜなら、朝起きられないのにはしっかりとして理由があるからです。

もっというならば、たとえ怠けているとしても、なぜ怠けが出てくるのか、何か問題は隠れていないかをしっかり考える方が健全でしょう。

【なぜ大学生は朝起きられないのか】

その理由を順番に解説します。

これを読んでいるあなたもどれかに当てはまっていることでしょう。

≪時計遺伝子≫

時計遺伝子というのは、1日のリズムを作り出すものです。

いわゆる体内時計と呼ばれるもので、主時計として脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)にあったり、胃、腸、肝臓などの内臓、血管や皮膚などの末梢組織にも副時計として体内に備わっています。

朝起きられないのは、この時計遺伝子が正常に動いていない可能性があります。

これを正常にするには、太陽光などの光の刺激と食事の刺激が重要になります。

特に、朝に太陽を浴びることで睡眠ホルモンであるメラトニンの活性化を促します。

これにより夜に睡魔が出て、リズムよく寝られるということです。

また、基本的に人間は起きてから16時間後くらいに睡魔が来るとされているため、もし毎日10時に起きているのなら深夜2時に眠たくなるので、朝なかなか起きられないのはある意味当たり前のことなのです。

≪大学へのストレス≫

授業や試験、レポート、進級卒業など大学ではあらゆるストレスを抱えながら過ごしていくことになります。

全くストレスがないという人はおそらくいないでしょうし、適度なストレスはいい意味で危機感を感じられるため必要です。

しかし、ストレスが過剰になりすぎるとそれは害になります。

睡眠にも出てきて、なかなか寝付けなかったり、朝起きられなかったりします。

ここでストレスについて少し考えてみます。

「今週プレゼンテーションがある」

Aさんは、準備に自信がなくうまくいくのが想像できない

Bさんは、しっかり準備をしたので本番が楽しみである

出来事としては同じでも、人によって変わります。

要は、捉え方、取り組み方によってストレスであってもプラスにもマイナスにもなるということです。

普段からストレスが多いという人は、その捉え方にフォーカスしてみるのもいいかもしれません。

敏感な人はどうしても刺激を感じやすくなりますが、ストレスをストレスと捉えなければ改善します。

話を戻して、ストレスと睡眠ですが、ストレスを抱えることで交感神経が優位になり睡眠が浅くなったり、寝付けなかったりします。

その結果、朝起きられないにつながります。

≪病気によるもの≫

例えば、うつ病や適応障害などの精神疾患や低血糖や貧血などの身体疾患など、いわゆる病気によって朝起きられないのかもしれません。

これは医学的サポートが必要になりますので、症状が気になる場合は医療機関へ相談することをおすすめします。

自分自身では改善が難しいことがあります。

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、朝起きられない大学生のためにその理由や対処法について解説しました。

朝の授業に行けなくなると出席に影響し、単位取得にもダイレクトに関わってきます。

それが留年にもつながるかもしれませんので、朝が苦手は学生はできるだけ早く改善したいものです。

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