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大学生がなりやすいメンタル障害を考える

大学生という若者とメンタルヘルスには大きな関係があります。

ストレスがかかりやすい大学生活ではメンタル障害を引き起こしやすく、実際に、それに悩んでいる人は少なくありません。

当サイトでも、すでに大学生のメンタルヘルスについてはいろんな記事をご紹介していますが、今日は、大学生がなりやすいメンタル障害について考えます。

大学生のお子さまを持つご家庭はぜひ最後までお読みください。

目次

【メンタル障害は決して他人事ではない】

メンタル障害に関して、「それは根性がないからだ」と考える人の数は減っているきているでしょう。

昔は、そのように根性論で考える人は一定数いました。

スポーツ選手に対して、骨が折れた場合、「それはやる気がないからだ」「気持ちの持ちようだ」という人はいないはずです。

しかし、それがメンタルヘルスになると別です。

つまり、メンタル障害は誰もが骨を折る可能性があるのと同じで、誰でにも起こり得ます

特に、大学生という年代はいろんなストレスがあり、メンタルヘルスを崩しやすいともいわれています。

【大学生に多いメンタル障害】

順番に解説します。

≪うつ病≫

うつ病はメンタル障害の中でもよく知られている病気でしょう。

近年では20代が40代のうつ病率を少し上回るなど、増加傾向にあるようです。

大学生にとっても身近であり、特に大学1年生は何もかもが新しく大きなストレスになりますのでうつ病になりやすいかもしれません。

高校まで成績はよかったのに勉強が難しくなる大学ではついていけず挫折したり、大学後半では就職活動があってそれがうまくいかず自分自身に自信をなくしてしまう学生などがいます。

うつ病になるとなかなか夜も眠られなくなり、辛い毎日になります。

≪統合失調症≫

おそらくこれも聞いたことがある病気だと思いますが、統合失調症は睡眠障害や情動の不安定さ、興奮、幻想幻覚、思考障害などの症状があります。

統合失調症は、大人として自立しようとする大学生の年代に発症しやすいようです。

幻想や幻覚があるので、周りの人の声が悪口に聞こえたり、人間関係を築く上で恐怖心を抱いてしまいます。

≪社会不安症≫

社会不安症は、人に見られている場面で過度に恐怖を感じるものです。

例えば、食事をする際、人前で話をする際などに周りの視線が気になり恐怖を感じます。

クラスで大勢の前でプレゼンをするのは誰でも嫌ですが、それが過度に嫌になり過剰な汗をかいたり、顔が真っ赤になったりします。

社会不安症を発症すると、プレゼンなど授業にも影響しますし、友人を作るなど人間関係にも影響します。

≪パニック障害≫

パニック障害は、その名の通り、強い不安感や恐怖感にかられて、息切れや動悸などがしばらく続き、体がパニックになる病気です。

「このままでは死ぬのでは」と思うほど辛くなります。

何かで失敗をして恥をかいた経験などから発症することがあるようです。

≪睡眠障害≫

先に少し述べましたが、不眠症など睡眠障害もよくあります。

悩みやストレス、または生活習慣の乱れなどから睡眠習慣が悪くなり、なかなか寝付けなかったり、途中で目が覚めてしまったりします。

実際、睡眠障害まではいかなくても睡眠に悩んでいる大学生はかなり多いといわれています。

睡眠障害になるとここで紹介したような病気の発症にもつながるかもしれません。

【まとめ】

今日は、大学生に多いメンタル障害について解説しました。

ご家庭でもお子さまをしっかりサポートしてあげ、健康の回復を祈りたいものですが、できることなら症状が悪化する前に医療機関やカウンセラーなど専門機関の利用をおすすめします。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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