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日常で役に立つ物理学の例

中学や高校でも勉強する物理ですが、日常生活のあらゆるものに関係しています。

むしろ、私たちが普段使っているもの、なくてはならないものの多くがこの物理学に基づいています。

今日は、そんな世の中にある物理学についてご紹介します。

大学生はぜひ興味本位で読んでみてください。

目次

【全ての基礎になる物理学という学問】

あなたが高校の理科で学んできたのは、物理だけではありません。

化学·生物·地学という科目があります。

化学は、物質の不思議を突き詰める学問であり、生物は生物について、地学は地球環境というように特定の現象を取り扱います。

一方で、物理は「エネルギーと熱はどのように変換されるのか」などこの自然界で起こる出来事の背後にある基本的な法則や原理に注目しています。

つまり、化学や生物、地学を勉強する上での基本的知識になる学問でもあるのです。

物理学というのは、非常に奥が深く、純粋な子どもが「なぜ?」と思うようなものを学問的に解明していきます。

重力の法則や古典力学などが確立されてから400年近くの年月が経った今でも、世の中にはわからない、不思議なことがたくさんあります。

そのために物理があるのです。

【日常で役に立つ物理学】

私たちの日常はいろんな物理学で溢れています。

身近なものを順番に解説します。

≪スマートフォン≫

今や誰もが持っているスマートフォンですが、このタッチパネルは静電容量を利用して指の位置を検出しています。

物理学の電場や静電容量という原理が使われているのは知っていましたでしょうか。

物理学がなければスマートフォンはなかったのかもしれません。

≪車のブレーキ≫

大学生になれば車の免許を取得したり、実際に乗ったりする機会は増えるかもしれません。

安全に運転をするために欠かせないのがブレーキであり、このブレーキも物理学が使われています。

ブレーキというのは摩擦によって車を停止させるのですが、物理学の運動方程式や摩擦力という分野の理解がブレーキを作るのには欠かせません。

≪電子レンジ≫

一人暮らしをしている学生や実家暮らしの学生であっても、ご飯を食べる時によく使うのが電子レンジです。

数分で食べ物を温められ非常に便利な機械ですが、電子レンジは電磁波を照射し水分子を振動させその摩擦熱で加熱をしています。

物理学の電磁波や共鳴の概念が使われています。

なお、電子レンジは水分子を含む食品であれば温めることができるため、それを含まないものは上手に温めることはできません。

≪DIY≫

ここではDIYといっていますが、詳しく解説をすると釘を打つ時にハンマーを使う動きです。

ハンマーを振る時に力と速度の積である運動量が増え、釘を中に打ち込めます、

これは物理学の運動量保存則という概念が関係しています。

大学生の中には日頃DIYなどをする人はいるかもしれませんが、このようなところにも物理学は影響しているのです。

≪青い空≫

普段何気なく見ている空ですが、なぜ青いのかわかりますか。

物理学科に在籍する学生は説明できると思いますが、それ以外の学生はなかなかできないでしょう。

実はこれも物理学が関係しており、空が青く見える理由は太陽光の中の青い光が散乱しているためです。

太陽の光には赤い光や青い光、緑の光などいろんな色の光が混ざっており、人間はそこから目に届いてくる特定の色の光を認識して色を見分けます。

簡単にいうと、空が青いのは太陽の光の中から青い光のみが届いているためです。

【まとめ】

今日は、日常の物理についてご紹介しました。

ここで取り上げた他にも身近なものはたくさんあり、物理はとても興味深い学問です。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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