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大学薬学部向け!実習日誌の書き方 

大学薬学部を出て薬剤師になるためには在学中に実務実習を受けなければいけません。

実際に、薬剤師の業務にあたり、様々なことを経験していくのですが、そこで実習日誌というものがあります。

実習日誌について、その書き方を把握していない人は少なくありません。

今日は、薬学部生のために実習日誌の書き方について詳しく解説します。

目次

【そもそも実習日誌とは何か】

実習日誌とは、その名の通り、薬学部の学生が実習に参加している時に書く日誌のことです。

実習中の日々の成長を文字として記録し、実習内容や目標、そこでの気づき、指導薬剤師からの意見やコメントなどを記します。

それにより、指導薬剤師は学生の理解度を確認できます。

実習日誌をつけることで、薬剤師国家試験に向けての勉強や薬剤師としての必要なスキル、能力、資質の習得に役立ちます。

普段、日誌というものを書かない人にとっては、何を書けばいいのか、どう書けばいいのかなどわからないことは多いと思います。

【薬学部生のための実習日誌の書き方】

実習日誌の書き方のポイントについて解説します。

≪メモを取る≫

ここでいうメモは、実習の当日に習った内容を時系列で書き出すことです。

実習中はいろんなことを学ぶと思いますが、それを後で思い返してもなかなか覚えていないものです。

そこで文字として書いておくことをおすすめします。

できるだけ単語のみで書くのではなく文章としてまとめるようにしましょう。

≪自身の業務内容を書く≫

あなたがどのような業務をして、どのように行動をしたかを書きます。

それによって、習ったことを実践できているかチェックできます。

また、何度も同じ業務や行動をしているのなら前と比べてよくなったか、その成果もチェックします。

「今日は指導してもらった計算方法を使って調剤した」みたいな感じです。

そして、行動についても記載し、またその前後にどのような心境だったかを記載するのも客観的に失敗の理由を判断できるのでおすすめです。

≪テンプレートを用意しておく≫

一から全て自分で書こうとすると大変なものです。

インターネット上などに実習日誌のテンプレートが数多くありますので、それらを参考にして準備しておくと書きやすくなります。

丸写しはいけませんが、テンプレートを参考にする程度なら問題ありません。

≪実習中の気づきを書く≫

実習を行なっているといろんな発見があります。

指導薬剤師がこのような方法で計算していた、自分のあのやり方はうまくいかなかったなど、何でも構いませんので気づきをその都度書くようにします。

全てのことを日誌に書く必要はありませんが、メモをしておくことで後でチェックできます。

≪改善策にフォーカスする≫

実習という立場ですので、失敗はつきものです。

もちろんしないに越したことはありませんが、失敗を経験して成長していくものですので、そこで落ち込んでも意味はありません。

大切なのは、そこから何を学び、どう次に生かすかです。

改善策をよく考えて、成長できるよう努めましょう。

≪日誌は報告書として書く≫

冒頭に、指導薬剤師にあなたの理解度を見てもらうために日誌を書くといいましたが、まさにその通りで、これは感想文ではありません。

何を理解して、何が足りないか、実習での学びを報告する意識で書きます。

そのため、読みやすくわかりやすい日誌を書くことを意識してください。

【まとめ】

今日は、大学の薬学部の学生のために実習日誌について解説しました。

なかなか書き慣れていないと難しいものですが、今日の内容を参考に日誌をつけていってください。

では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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