大学留年して学費が払えない時はどうする？

大学の授業の単位が足りないと進級できず留年になります。

大学を留年するということはまた1年間過ごすことになりますので、当然、追加でお金がかかります。

一般的には、学費、図書費、学会費、環境整備費などです。

その中でも、多くを占めるのがやはり学費であり、学生によってはかなりの負担になるでしょう。

【大学留年の学費が払えない時の対処法】

いろんな方法がありますので、順番に解説します。

全ての大学に全ての方法が当てはまるわけではありませんが、参考にしてください。

多くの選択肢があるということを知るのが大切です。

≪分納や延納≫

まず、留年して学費が払えない時は、大学側に相談してみるのがいいでしょう。

多くの大学では、一般的に、年2回の学費の支払いになっていますが、それを3～6回などに増やすことで一度の負担額を減らせます。

他には、2ヶ月～半年ほど学費の支払いを待ってくれる延納を設けているところもあります。

≪免除や減免≫

他には、大学によっては学費の免除や減免を用意しているかもしれませんので、それを含めて一度相談に行ってみます。

ただし、この場合は、誰でも利用できるわけではなく条件がありますので注意が必要です。

≪半期卒業をする≫

仮にあなたが4年生で留年をした場合は、もう1年間過ごす必要はありません。

半期分の留年で卒業できることがありますので、そうすると学費を抑えられます。

≪ローンを組む≫

大学生向けの教育ローンがあり、一先ず、お金を借りて学費を支払う方法です。

金利があり、ものによっては高いので経済的な負担はありますが、対処法の1つです。

国の教育ローンや民間金融機関の教育ローンなどいろんな種類があります。

≪アルバイトをする≫

これは自身で学費を用意する方法ですが、シンプルにアルバイトをしてお金を稼ぎます。

私立大学など大学によっては高額な学費になり、全てをカバーできるかはわかりませんが、少しでも足しになれば経済的な負担を減らせます。

冬休みや春休みなどまとまった期間にがっつり稼ぐのもいいでしょう。

≪親や親族に相談する≫

いわゆる身内の人に経済的な援助をお願いするという方法です。

まずは親、そして親族に相談をしてみることで、何かサポートをしてもらえるかもしれません。

ただ、もちろん、お金をもらうのではなく借りることになるので返済は必須です。

≪大学を除籍し復籍する≫

例えば、学費を滞納したりすると大学を除籍されることになります。

でも、各大学が定める期間までに復籍願というものを提出することで復籍できるのも知っておきましょう。

その際は再入学金や学費、手数料などは必要になりますので、ある程度のお金はかかります。

また復籍をして卒業をすれば、履歴書にも「卒業」と記載できます。

【まとめ】

今日は、大学を留年し学費を払えない時の対処法について解説しました。

学生はできることなら未然に留年を避けたいものです。

もし、今、留年は確定していないけれどその可能性がある状態であれば、どう対処するかをよく考えましょう。

勉強をやり直したり、出席するようにしたり、レポート作成に力を入れたり、いろんなことができますし、できない場合でも、弊社のような大学生向け学習塾という選択肢もあります。

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