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大学の試験の結果が思うようなものではなかった際に、
「試験自体が難しすぎた」
「周りの学生がうるさく勉強に集中できなかった」
もし、あなたがこのように考えるのなら、大学で留年をするリスクがあるかもしれません。
今日は、大学生に多い「他責思考」というものについてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてください。
「他責思考」という言葉は、日常的な会話ではあまり使われないかもしれません。
でもその意味や漢字を見れば何となくわかるかもしれませんが、他責思考は、簡単にいうと、何か問題が発生した際に自分以外に原因があると考えることです。
試験で結果が出なかったのは、自分の勉強不足が原因ではなく、難しく問題を作った教授や授業環境が悪く身に入らなかったなど自分以外のものに責任を押し付けます。
これはいろんなケースで当てはまり、アルバイトの面接でよく落とされる人は自分自身の準備や対応などの問題ではなく、相手の見る目がなかった、天気が悪かったから本調子が出なかったなどの思考です。
まず、いっておきたいのは、他責思考は100%悪ではありません。
それにもメリットはありますが、デメリットもとても多いです。
また、大学生にとって他責思考であることは、最悪、留年の原因にもなってしまいますので注意が必要です。
実際、留年をする学生の特徴にこの他責思考があります。
他責思考になってしまう大きな原因は3つあります。
他責思考になるというのは、自分は責任を回避し、怒られるのを避けることです。
アルバイトで失敗しても他の人のせいにすれば自分は守られますし、大学でも単位を落としても自分のせいにしなければ親から怒られずに済みます。
要は、プライドの高さからきており、繊細で傷つきやすい人も該当します。
他人に認められたいという気持ちが強い人は、周りにいい自分を印象付けたいものです。
そのため、自責思考にして惨めな自分を見せるのではなく他人に責任を押し付けて自分を守り、いい自分を出して認められようとします。
過去に親や先生などから強く怒られたことがある人はそれが原因で自分を守るようになっているのかもしれません。
責任を自分にするとまた怒られる、という心理が働きます。
大学では他責思考の人は多いと述べました。
他責思考は当然、大人でもいますが、やはり精神的にまだ未熟な大学生はなりやすい思考でもあります。
大学で他責思考になると、試験やレポートの成績、単位取得のことなど基本的に全て自己責任になる大学では苦労します。
自分に矢印を向けて動かないと物事は改善せず、平行です。
他責思考はその場凌ぎの対応であり、自己成長も制限されます。
誰も面倒を見てくれない大学で自分を改善できるのは自分自身のため、他責思考でいるとその罰がやがて留年という形で降りかかってくるかもしれません。
改善方法はいくつかありますが、大学生が手軽にできる方法として目先ではなく長期目線で物事を見ることです。
単位を落としたことの責任を逃れても、長期的には留年という事態に陥ります。
そうなれば、苦しいのは自分です。
何か問題が発生した際には、長期的にどうなるかをよく考えて行動します。
レポートの点数が悪かった場合、たとえ今回はギリギリ進級できても卒業論文では難しいかもしれない、こう考えると、どう改善するべきかを自然と考えるようになります。
アルバイトで失敗をして店長に怒られた場合も、今はバイトという立場だからまだいいけれど社会人になればそうはいかない、そのため何か改善策を考えるようになります。
今日は、大学生に向けて他責思考について解説しました。
他責思考の癖をつけていると、いろんなことが悪い方向に行きやすく、留年の原因にもなるかもしれません。
大学生は自分自身に目線を向けて自己成長できるよう努めていきましょう。
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