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新卒採用試験の一環として実施されることの多いSPI試験ですが、あなたはしっかり準備と対策をできていますか。
試験直前になって焦って勉強をする学生もいるかもしれませんが、今日はSPIを一夜漬けで勉強することをおすすめしない理由について解説しようと思います。
今大学1〜2年生や就職活動を控えた上級生の学生もぜひ最後までお読みください!
まず、SPI対策は一夜漬けでも可能かについて述べる前に試験のレベルについて把握しておく必要があります。
SPIの問題は非言語問題と言語問題から構成されていて、前者は算数的(数学)であり後者は国語的な問題です。
業種や職種の中には英語問題を課すところもありますが、基本的にはこの2つが主流です。
これらのレベルはそう高くはなく、小学校や中学校、高校レベルであり少ない時間の対策でも場合によっては十分でしょう。
確かに、SPIの対策自体は一夜漬けなど短い期間でも可能といえば可能ですが、あまりおすすめはしていません。
まず、一夜漬けのみで十分なのはみんなではなくごく一部の人であり、意外と多くの学生は昔に勉強した基礎的な内容を忘れていたりするからです。
例えば、非言語問題の割合の計算や確率、速度算などは簡単であっても実際に解いてみると、「あれ…」ということも珍しくなく、言語問題の語句の意味や熟語の成り立ちなども同じことがいえるでしょう。
そして、一夜漬けをするということは夜通しで勉強をすることになり体調への影響が心配されます。
人間の体というのは日中の疲労を夜の睡眠で回復させるようになっていて、それは体だけでなく勉強で大切な脳も同じことです。
「まだ若いし1日くらい」と安易な考えで徹夜をする学生は多いですが、徹夜をしない日とする日で記憶の定着や集中力など脳の働きを比べるとその差はよくわかるはずです。
もし一夜漬けしても翌日良いパフォーマンスを発揮できていると感じているのなら、一夜漬けしなかったらさらに良い状態で試験に臨めると思います。
睡眠は決して軽視しないで記憶のため、勉強のために確実に質の高い睡眠を取るようにしましょう。
SPIのための一夜漬けなら試験当日に記憶したものを発揮できればいいのではと思うかもしれませんが、確かに試験で結果が出ればいいかもしれません。
でも、一夜漬けした記憶というのは基本的に長期間の保存ができないのですぐに忘れてしまいます。
SPIの知識というのは基本的でその後社会に出てからも求められる一般常識が多いので、すぐに忘れてしまうのはもったいないです。
これはもしかしたら人によるかもしれませんが、追い込まれると人によってはプレッシャーになり余計焦ってしまうかもしれません。
メンタルに余裕がなくなるといつものように勉強しても頭に入らなく、結局効率性が落ちます。
この観点からも特にメンタルが強くないと自覚している人には徹夜はNGです。
いかがでしたか?今日は、SPI対策で一夜漬けをおすすめしない理由についてでした。
効率面や健康面でもデメリットが多いので、できるだけ時間に余裕を持って計画的に対策をするようにしましょう。
すでに大学3〜4年生で「時間がない」と焦る人もいるかもしれませんが、翌日や翌々日など直前でなければSPIのレベルを考えてもそこまで焦る必要はないのでゆっくり確実に準備したいです。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もSPIに関する有益な情報を発信しますので、ぜひ参考にしてください!
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