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SPIの「替え玉受検」とは?手を出してはいけない理由

SPI試験が近づいてきたけれど良い点数を取られるか不安…という方もいるかもしれません。

これまで対策はしてきたけれどもあまり自信がないなどSPI試験に対して何かと考えることがある場合、「誰かに代わりに受検してほしいな」と思うかもしれません。

今日は、そんな「替え玉受検」に関する内容をご紹介します。

目次

【SPIの替え玉受検って何?】

あなたは、SPIの替え玉受検という言葉を聞いたことがありますか?

これは、簡単にいうとあなたの代わりに誰か別の人に受検してもらうことで、その試験が得意な人にお願いをして試験を受けてもらいます。

でも、本人が受検すべきSPIでなぜ替え玉受検が可能なのか、気になると思います。

この替え玉受検は、「自宅受検型」のみで実施可能であり、あなたではなく別の人にパソコンで試験を受けてもらいます。

そのため、テストセンターのような試験会場にて試験を受けるタイプのSPIではもちろんできません。

≪SPIの替え玉受検を利用するのはこんな人≫

この替え玉受検というのを利用するのは、やはり試験に自信がない人です。

良い点数を取られるか分からなかったり、SPIの対策をまともにしていなかったりする人で、何がなんでもこの試験を通過して次のステップに移りたいがために替え玉受検を選択肢にします。

【SPIの替え玉受検はNG】

最初に結論を言いますが、SPIの替え玉受検はやってはいけません。

誰か知り合いにお願いする人もいますし、ネット上などでは「代行」のようなお金を支払い受検してもらうというサービスもありますが、

まず、この替え玉受検というのは違法になる場合があります。

受検者に成りすまして署名や答案をすることは「私文書偽造罪」に問われる可能性があり、実際に答案を作成したり署名したりしないWebテストの場合はそれには問われませんが、

電磁的記録不正作出罪や不正アクセス行為などに問われることがあります。

つまり、この替え玉受検というのは道徳的に考えてNGということだけでなく、法律的にもよろしくないことなので控えるようにしましょう。

【SPIの替え玉受検はなぜバレる】

この替え玉受検というのは、確かに試験でバレることはほぼないといえます。

しかし、どこかで知られる可能性はもちろんゼロではありません。

≪試験と面接時のギャップ≫

まず最初に挙げられるのは、試験の結果と面接の内容に大きなギャップがある場合です。

当然、頭の良い人に受検してもらっているので良い点数を取られているでしょうが、面接に本人が行くことでボロが出るかもしれません。

そして、本人の学歴が低いのにも関わらず試験の結果が良すぎると疑問を持たれることもあるでしょう。

≪解答時間が短い≫

SPIのプロに受けてもらうので問題に答える解答時間も必然的に短くなると思います。

普通の大学生が受けたら〇〇くらいかかる時間が、明らかに短縮されていたら疑われる可能性があります。

これらの理由から疑心をもたれ、替え玉受検が知られてしまう恐れがあるので注意したいです。

もしバレてしまうとその企業だけでなく同業者など他の企業にもその情報がいく可能性もあるので、非常にリスクが高いことだと思います。

【まとめ】

今日は、SPI試験を別の人に受けてもらう「替え玉受検」について解説しました。

常識的に考えてダメなのはもちろん、法律的にもアウトなのでもし今、これを選択肢に入れている人はもう一度考え直してください。

しっかり日頃から勉強して対策をすることで良い点数が取られ、良い採用結果が得られることになるでしょう。

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