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大学数学科の女子に待ち受ける困難

一般的に、大学の理系学科での女子学生の数は少ない傾向にあります。

これは、理系=男性というイメージが多いことなどいろんな要因があり、今回取り上げる数学科も同様に男子学生の方が多いです。

しかし、当然、数学に興味のある女子学生はおり、現に数学科に在籍しているあなたもその1人でしょう。

今日は、大学数学科の女子学生が直面する問題点について解説します。

これがあるから女子学生の数学科はダメだということではなく、どう乗り越えていくかを考えます。

目次

【大学数学科の女子が抱える問題】

順番に解説します。

≪女子学生が少ない≫

冒頭でも述べていますが、やはり数学科は一般的に女子学生の数はかなり少ないです。

国が調べた調査では、理工学部の女子比率はかなり少なく、理学部は約28%、工学部は約16%ということがわかっています。

世界と比べても日本の理系分野での女性比率は少なくなっており、それ故、学生によっては心細さなど孤立感を感じるかもしれません。

これは実感している人は少なくないでしょう。

≪珍しい目で見られる≫

女子学生の数が少ないので、なぜ数学科に入った?など特別な眼差しで見られることが多々あります。

それに対して、特別感を感じていい意味で捉えられる人はいいですが、多くは嫌な思いをするかもしれません。

「他の学生と同じで数学が好きだから…」というのを常に頭の中で思うことでしょう。

≪優遇される≫

優遇されるというのは、一般的にはマイナスの意味ではないかもしれません。

女子学生が少ない故、無駄に特別扱いをされることに対して嫌な思いをする学生はいます。

成績評価を甘く見てもらったり、他と同じように接してほしいと感じるでしょう。

また、チヤホヤされるというのもあり、女子学生が少ないのでやはり先生の目にも止まります。

どこに行っても歓迎され、妙に気に入られて褒められたりと不快感を感じるかもしれません。

これは結構経験があるかもしれませんが、やはり数学以外で優遇されるのはいいことではありません。

≪情報が回ってこない≫

例えば、研究室や講義のこと、試験のこともそうですが、大学ではいかに多くの情報を集められるかというのが鍵になります。

数学科で女子学生が少ないということは、この情報の面でも不利になる場合があります。

学生はどうしても同性で固まったりするので、女子学生が少ないとそれだけ情報が回ってきづらくなり、学習面に影響することがあります

情報を得るために意識的に聞きにいったりする必要があるでしょう。

【まとめ】

いかがでしたか?今日は、大学数学科での女子学生が抱える問題点について解説しました。

女子の数が少ないためにその難しさはありますが、最近では大学によって女子枠を設けるなど、今後は数学を始め理系学科に進む女子学生というのは増えることが予想されます。

それに伴い、女性への理解も向上すると思われます。

当サイトでは、このように大学数学科に関する記事を定期的に発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。

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