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大学数学科とAIエンジニア

近年、AI技術の発展は凄まじく、いろんな産業に革新をもたらしているため、AIエンジニアの需要はかなり高まっています。

大学生の中にも、将来、AIエンジニアになりたいという人は多く、それは数学科の学生も同じかもしれません。

今日は、そもそもAIエンジニアとは何か、どのような仕事内容で年収なのか、そして数学科との関係性について解説します。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【そもそもAIエンジニアとは】

AIエンジニアという言葉は、大学生であれば誰でも知っていることでしょう。

AIというのは人工知能であり、そのエンジニア、つまり、人工知能システムを設計し、開発、実装する専門家のことを指します。

AIエンジニアはデータサイエンティストやデータエンジニアと連携しながら、AIプロジェクトを推進していきます。

AIエンジニアの主な仕事内容は、データの収集と前処理、機械学習モデルの設計とトレーニング、モデルの評価とチューニング、そして実際のビジネス環境へのモデルのデプロイなどです。

他には、最新技術に精通するために研究や開発のプロジェクトにも力を入れています。

≪AIエンジニアの年収≫

AIエンジニアの平均年収は約600万円で、他の職種と比べても高い傾向にあります。

ただ、これはあくまでも平均ですので、もちろん企業や経験、スキル力などによって上下します。

高いところでは1,000万円以上の年収をもらう人もおり、一般的に、年齢を重ねたAIエンジニア(経験を積むため)の方が高い年収になります。

【AIエンジニアと数学】

AIエンジニアに数学の知識が必要なのかというと、結論、必要です

その理由としては、AIの仕組みに統計学、機械学習、真相学習などのいろんな数理科学の内容が含まれているからで、数学というのはそれらの基本的な言語になります。

Pythonなど利便性の高いライブラリがたくさんあり数学など中身を理解していなくても作ることは可能ですが、より高いレベル、つまり製品レベルの開発をするのであればやはり数学の知識は必須です。

数学を必要としないエンジニア職種もあるので、数学を使わないという方法もあるにはありますが、AIエンジニアでは、述べた通り、システム開発や統計処理に数学を用いるためそうはいきません。

≪必要な数学のレベル≫

 AIエンジニアになるためにはどのくらいの数学の知識がいるのでしょうか。

まず、今数学科に在籍する学生であれば問題はないでしょう。

AIエンジニアに求められる数学の知識は、一部では大学レベルといわれますが、高校レベルでもOKとされています

例えば、微積分や確立統計学、線形代数などです。

特に、大量のデータの計算式として用いられる線形代数の基礎理解は必須です。

【まとめ】

いかがでしたか?大学数学科に在籍する学生にはいろんな進路があります。

その中のAIエンジニアは今後さらに求められるであろう職種ですので、将来性を見据えてもここを目指す人は増えてくるかもしれません。

数学科の学生なら当然、数学の知識はありますので、その点では有利になります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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