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「大学ぼっちだと単位を落としやすい」は本当か

「大学ぼっち」という言葉は、一般的に、大学で話をしたり一緒に遊んだりする友人がいないことを指します。

いわゆる、大学でのひとりぼっちであり、多くの場合、ややマイナスなイメージを持たれていることが多いでしょう。

今日は、大学ぼっちだと単位を落としやすいのかという内容です。

巷でいわれることではありますが、それは本当なのでしょうか。

目次

【大学ぼっちの割合】

大学ぼっちの割合を正確に把握することは難しいですが、こちらの4,849人を対象にした大学内での友人に関するアンケート調査によると、全体の約6%の大学生がいわゆるぼっちという結果になっています。

6%ですので、決して多い数字ではありませんが、人によっては「意外にいる」と捉える人もいるかもしれません。

一方で、「一人で行動をしていても気にならない」と回答をした人は80%以上とかなり多い数字になっており、要は、ぼっちになっても構わないけれど世間体で友人と過ごしているとも考えられます。

【大学ぼっちによる弊害】

大学ぼっちになる弊害、つまりデメリットとしては、いくつか挙げられます。

≪自力で課題をこなす≫

大学の課題や試験というのは、自分一人の力でも何とかなりますが、基本的に友人など周りの人と助け合って行う方が効率的です。

グループワークにしてもそう、授業を欠席しても内容を聞ける人がいない、わからないところを質問できないなど大学ぼっちによる弊害といえるでしょう。

≪大学の満足度≫

これは個人差があるかもしれませんが、大学は友人と時間を過ごしたり、サークルで思い出を作ったりと、やはり「人」との関係があってこそ楽しめるものでもあります。

悩みを聞いてくれたり、相談し合ったり、時に厳しく注意してもらったり、友人との関係には価値があります。

≪社会性が身につかない≫

大学ぼっちになることで、コミュニケーション能力などの社会性が向上しにくくなるかもしれません。

社会人になってからコミュケーション能力は強く求められますので、大学生のうちに鍛えておきたいものです。

【大学ぼっちだと単位を落としやすいともいえる】

助け合い、支え合いの大学では、やはりぼっちになると単位を落としやすいといえます。

あくまでも一般論であり、人によっては該当しないかもしれませんが、友人がたくさんいていつでも助けを求められるような人と比べると不利ではあるでしょう。

ただし、これは全てではありません。

単位を取るというのは、つまり、毎回講義に出て、予習復習をしっかりこなし、レポートや課題、試験で合格点を取ればいいので、これができればぼっちでも関係ありません

要は、自分次第です。

よくないのは、友人は別に重要視していないのに世間の目を意識して無理に作り、大学生活の満足度が落ちることです。

そうなれば、当然、楽しくのない4年間になります。

どんな選択もできる大学ですので、あなた自身にとっていい選択をして毎日を過ごしていきたいものです。

【まとめ】

今日は、大学ぼっちと単位に関する内容でした。

ぼっちになることで情報収集が少なくなり、単位を落とすことにつながる可能性はありますが、全てのぼっちに該当するわけではありません。

あなたのしたいように過ごせば、有意義な大学生活になるでしょう。

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生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

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