大学中退時の奨学金について

2020年02月01日

お金を持つ若い女性

 

進路変更などいろんな理由で大学を中退する人がいます。

 

そんな時に必ずと言っていいほど問題になるのがこれまで借りていた「奨学金」です。

 

今回は、大学中退時の奨学金の疑問や手続き方法などについてシェアします。ぜひ参考にしてください。

 

【中退決意後、すぐに奨学金辞退を行う】

これまで借りていた奨学金は、大学を中退するとその7ヶ月後から返済が始まります。

 

中退後は大学の手続きや引越し、進路についてなどやることが多いので忙しくなります。中退を決意したら速やかに奨学金の貸与の振込をやめる奨学金辞退の手続きを行います。

 

手続きは大学を通して行われ一般的な流れは、

 

・大学の奨学金担当に連絡して振込を停止する

・異動届を提出する

・大学から「貸与奨学金返還確認票」を受け取る

・銀行にて返済用の口座振替(リレー口座)の手続き、「預・貯金控」のコピーを大学に提出

 

結構時間がかかるので早め早めに行動しましょう。

 

≪返済額を確認するには≫

 

 

中退後の返済額については、先ほど紹介した「貸与奨学金返還確認票」に記載されています。

 

またここだけでなく日本学生支援機構のインターネットサービス「スカラネット・パーソナル」に登録しておくといつでも返済額を含む奨学金に関する情報を確認できるので大変便利です。

 

冒頭でも述べたように、中退後の返済は7ヶ月後から開始されます。リレー口座から毎月27日に引き落とされるのでそれまでにちゃんと入金しておきましょう。

 

入金し忘れると滞納になってしまうので気をつけてください。3度滞納するとブラックリストに入ってしまい、今後クレジットカードの作成などの弊害になり得ます。

 

【大学中退後の3つの返済制度】

奨学金の返済にはいろんな制度があります。

 

≪減額≫

 

大学を中退した後にアルバイトなどで生計を立てているが返済が難しい場合は減額制度を利用できます。

 

この制度は年収が325万円以下であれば誰でも利用可能で、最長で15年間、毎月の返済額が1/2や1/3に減額します。

 

減額するだけなのでもちろん返済額が減るわけではありません。

 

≪返還期限猶予≫

 

これは最長で10年間月々の返済額をなしにしてくれるという制度です。

 

対象者は年収300万円以下の人です。これも将来的な返済額が減るわけではないので注意してください。

 

≪返済免除≫

 

この制度の条件は「死亡又は精神若しくは身体の障害による返還免除」で借りた奨学金が全て免除されます。

 

ただし、条件を見てわかるように多くの人に該当するものではないので注意したいです。

 

このように奨学金にはいろんな制度があります。これを知らず返済できない..となると滞納、そして自分の下の兄弟などが奨学金を利用する際に影響を及ぼす可能性があるので覚えておきましょう。

 

ちなみに、返済が始まり9ヶ月滞納すると全額一括支払いのペナルティになります。

 

【まとめ】

いかがでしたか?今回は、大学中退後の奨学金についてでした。

 

何も知らずに過ごしていると厄介なことになるので中退を検討している人は少しずつ準備していきましょう。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。当サイトでは、中退など大学生に有益な情報を発信しているのでぜひ他の記事もお読みください。