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「試験もレポートもちゃんとできたのに成績が悪かった..」という経験はありませんか。
大学には自分の成績評価に納得のいかない時に、再度採点や確認をしてもらえる制度があります。
今日は、そんな大学での成績の異議申し立てについて解説します。
そもそもどのような制度で、どういう流れで行うのかなどがよくわかります。
ぜひ参考にしてください。
大学では、試験やレポートなどの課題、出席状況などを総合的に判断して成績が決まります。
教授や授業によって同じ科目でも試験を優先するところ、レポートを優先するところ、又は出席が一番大切な授業など様々ですが、どれにでも共通しているのは単位を取るのに60点以上必要ということです。
この成績異議申し立ては、自分の成績の評価に疑問点やミスなどがある場合にもう一度確認をしてもらえる制度のことで、特に、58点や59点などギリギリ単位を落とした学生がよく利用します。
もちろん自分に非がある場合は認められませんが、教授側のミスである時は認められるケースがあります。
実際、大学にもよりますが、毎年20人程度の学生がこの成績異議申し立ての制度を利用しています。
しかし、この制度を知らないという学生も結構多いです。
成績異議申し立てをしたからと必ず承認されるわけではありませんが、少しでも可能性があるのならやってみる価値はあると思います。
一般的な成績異議申し立ての流れは、下記の通りです。
1, 申し込み期間内に教務部に行く
2, 申込書に記入して提出する
3, 教務部が担当教授に異議申し立てを送る
4, 担当教授が回答する
成績異議申し立てはいつでもできるわけではなく期間が決まっています。
学生はそれに遅れないように気をつけましょう。
期限が過ぎると当然、受け付けてもらえません。
その他、大学や学部によって必要書類など詳細は異なる場合があるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
決められた期間内に大学の教務部に行きます。
大学によっては教務部ではなく学務課や学生課などいろんな名称がありますが、いずれにしてもその窓口に行くことから始まります。
教務部の担当窓口にて成績異議申し立ての書類を受け取るか、大学によってはインターネット上で印刷できるかもしれませんので、いずれかの方法で申請書を用意します。
その書類に異議の理由などを詳しく記入し、それを教務部に提出します。
異議申し立ては学生が直接、担当の教授に出すものではありません。
教務部から教授に送られるようになっています。
成績異議申し立てを受け取った教授が回答をします。
これにより決まります。
ここまで、大学での成績異議申し立ての方法について解説しましたが、次に、一般的な注意点をご紹介します。
成績異議申し立ての制度に対して誤解をしている学生は一定数います。
この制度は何も成績評価の変更や成績評価の照会を申請するものではありません。
例えば、理由として「どうしても単位が必要なので合格にしていただけないでしょうか」というのは目的からずれています。
これは当たり前のことですが、成績異議申し立てでは嘘の内容は記載してはいけません。
例えば、自身の課題提出状況や出席状況などを偽っても当然、認められません。
成績異議申し立てをする前に、学生はしっかり授業での自身の状況を把握することです。
客観的に書くというのは、先の虚偽の内容は書かないことはもちろん、誰が読んでも理解できる内容を書くことです。
成績異議申し立ての書類ですので読むのは担当教授だけ、と認識している学生は少なくありませんが、述べた通り、教務部の方も目を通しますので、教授と学生だけが理解できるような内容や言い回しは避けます。
正しく丁寧に書くようにしてください。
成績異議申し立てをする際に、単位を認められなかった腹いせに教授の悪口などを書く人がいますが、よろしくありません。
ここは教授や授業の不満などを発散する場所ではなく、あくまでも対話や協議の手段です。
その目的をしっかり理解しておきます。
「進級できない」「卒業できない」という場合でも、まだやれることはあります。
成績異議申し立て以外の方法をご紹介します。
それは、下記の2つです。
・追試願い
・単位が認められる資格の取得
まず、「追試願い」というのは、その名の通り、追試験を受けて単位を認めてもらうというものです。
一般的には、直接、担当教授のところに行ってお願いをします。
教授によっては最初から追試をやっていない人もいますし、相談したらやってくれる人もいます。
そこで合格すれば無事に単位をもらえるので、ダメ元でもお願いしてみるといいかもしれません。
ただし、覚えておいてほしいのは誰でも追試を受けられるのではなく、追試を受けるのにもいろんな条件があるということです。
授業や教授によって異なりますが、例えば、出席日数や本試験の成績などが条件になっていることが多いです。
そして、「資格の取得」ですが、これは大学側が決めた資格を取得することで単位を認められるというものです。
例えば、英語などの外国語の試験、簿記検定などがあります。
あなたの大学がどの資格を認定しているか一度確認してみてください。
最後の救世主になるかもしれません。
いかがでしたか?今日は、大学の成績異議申し立てについて解説しました。
学生は、まずその制度の存在を知っておくこと、そしてその目的や方法、注意点についても正しく理解しておきます。
必要であれば利用する価値はあります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も大学生のために有益な情報をシェアしますので、ぜひ参考にしてください。
※この記事は2024年10月に編集しました
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