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国が変われば大学のシステムも変わります。
よく「アメリカの大学は入るのは簡単だけど出るのは難しい」と言いますが、そんなアメリカの大学には ‘’留年’’ がないと言われています。
今回は、そんなアメリカの大学での留年の考え方や概念について紹介します。
日本では、大学と言うと「4年間通う場所」「高校卒業してから行くところ」などのイメージがあると思います。
確かに大学は4年制なので間違ってはいないのですが、アメリカの大学には様々な目的の人がいます。
・働きながら大学に通う
・母国の大学から編入してきた
・16, 17歳から大学に通っている
・2年間しか大学に通わない
など
日本では考えられないような良い意味でいろんな目的があり、さすがは自由の国アメリカという感じです。
そんなアメリカの大学は、普通に勉強しているだけでは卒業できないくらい厳しいです。
そもそも、アメリカの大学には「留年」という概念がありません。一体どういうことでしょうか。
アメリカの大学で成績不良になると、非常に厳しい措置が取られます。
それが退学措置で、一般的にGPAが2,0未満の場合大学から警告書が発行され仮の及第に入ります。これはいわゆる執行猶予みたいなもので、改善しなければ退学措置を取られます。
日本では成績不良者に対して、留年という ‘’警告’’ を与えますがアメリカでは容赦なく退学なのです。厳しいです..。
アメリカは実力社会と言いますが、それは大学生からもうすでに始まっているのです。
ちなみに、アメリカの大学では必要な単位数を取得していれば時期に関係なく学年を上られます。日本の大学のように4月にみんな一斉に進級するというわけではないのです。
日本の小学校や中学校では、成績の良し悪しに関係なく1年経てば進級できます。
でも、アメリカの小学校など義務教育では成績不良だともう一年同じ学年で勉強しなければいけないこともあります。
日本では考えられませんが、これは「原級留置」と呼ばれ「能力に応じた学年に子どもを配置する」というアメリカの義務教育の考え方に沿っているのです。
成績が悪かった時だけでなく、保護者が必要とした時などにも留年になります。
義務教育でも留年という制度がある一方で、成績が良い子どもに関しては飛び級で学べるのも大きな特徴です。
いかがでしたか?今回は、アメリカの大学での留年についてでした。
そもそも留年という概念がないことに驚きですが、学生の勉強意欲を促進させるにはこのくらい厳しい方がいいのかもしれません。
留年という措置で学生みんなを手厚く教育していくという意味では日本は日本のいいところがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので一概に何がいいとは言えませんが、お互いのいいところを参考にするのがベストかもしれません。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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