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前回の記事で「救済処置」について少し述べましたが、今回はより具体的に救済処置のコツについて紹介します。
進級や卒業が心配な人は、救済処置に助けられることになるかもしれません。
ぜひ参考にしてください。
大学生ならおそらく知っているであろう「救済処置」という言葉。
これは、単位を落としそうになった時に別途課題などを出してもらい単位を認定してもらう処置のことです。
教授によってどのような救済処置を出すかは異なりますが、レポートや試験などが一般的です。
救済処置といっても、授業全てに必ずあるというわけではなくあくまでも教授によります。全体的には救済処置を提供している授業(教授)の方が珍しいと思います。
ただ、無理を承知で聞いてみたら意外と何かしらの救済処置を提供してくれることがあるのでそのままにして単位を落として留年するくらいなら無理を承知で聞いてみた方がいいです。
でも、救済処置の可能性があるからと闇雲に教授にお願いしに行っても可能性は高くありません。
というのも、大学側からすれば誰か留年になればその分授業料をもらえますし、教授も成績を操作するような不正行為をしてまで学生一人を助ける意味はありません。
救済処置をもらえやすい人にはいくつかの特徴があります。
まず、救済処置を交渉する前に自分が救済してもらいやすいタイプか確認します。
救済処置をしてもらいやすい人の特徴として、単位を落としそうな科目以外の成績が優秀であることが挙げられます。
そのような学生は仮にこの科目で留年すれば、大学側の実績に影響が出ます。
あとは、仕方がない理由がある場合も救済されやすいと思います。例えば、インターンシップなどで出席できなかったなど、納得の理由があれば可能性は高くなります。
その他、単純に教授のお気に入りの学生であることも救済してもらいやすい特徴になります。これは、「そんなの不公平な」と思うかもしれませんが、教授も人間なのである意味仕方ないです。
相手に納得してもらって初めて交渉が成立します。
交渉は決して簡単ではないですが、ちょっとしたコツを知っておきましょう。交渉は社会に出て営業人として働く際などにも役に立つので覚えておきましょう。
救済処置の目的は、教授に何か別途課題を出してもらうことです。
でも、教授のところに行っていきなり何かお願いしてもうまくいきません。まずは、相手の話を聞いてしっかりコミュニケーションを取ります。
その際、わざとらしくない程度に相手の言っていることにも共感するようにします。
コミュニケーションを取っているとだんだん信頼関係が構築されます。
親友のように心の底から信頼しているというよりは、短期的な信頼関係ですが交渉するには十分です。
ある程度、相手が心を開いていると感じられたら本題のお願いに移ります。
ここまでの時間は長すぎず短すぎずが理想で、信頼関係を築きたいからと長々話してもダレるだけなのでタイミングを見計らいます。
「もうそろそろいいか」と感じたら、お願いしてみましょう。
その際、下から提案するように心がけてください。でも、しっかり相手に内容が伝わるように簡潔にまとめます。
これが基本的な交渉のコツです。もちろん、交渉は相手があってのことなので全て計画通りにはいきませんが、基礎を覚えておいてください。
いかがでしたか?今回は、単位の救済処置の交渉術についてでした。
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