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「将来の目標が変わったので、大学を辞めたい」と考えている人もいるかもしれません。
そこで選択肢になるのが、中退や休学です。今回は、中退と休学の違いについて書きます。
ぜひ参考にしてください。
夢を膨らませて大学に入学したものの、理想と現実のギャップに戸惑う人もいるかもしれません。
入学後に学びたい分野が変わることもあるでしょうし、将来の夢が変わることもあるでしょう。
また、授業が難しく勉強に対する意欲が低下してしまうこともあるかもしれません。
大学を辞めたい、そんな時に選択肢になるのが、今回紹介する「中退」や「休学」です。
すでに、皆さんの周りのも中退や休学をしている学生もいるかもしれません。
自分の目標に沿って最適な選択肢を選びたいものです。
中退と休学の違いについてちゃんと把握していない人も多いので、今日しっかりその違いについて学びましょう。
まず中退ですが、これは中途退学の略です。修業年限未満で大学を辞めることを言います。
中退と似たものとして「退学」がありますが、退学は単純に大学を辞めることで中退は卒業までこぎつけることができずに途中で大学を辞めることです。
両者は根本的には同じ意味ですが、退学の方が幅広く使われます。加えて、「中退」という言葉を付け加える方が、どこかマイナスなイメージが出ることが多いです。
中退すると、自分のやりたいことに時間を使えます。
留学する、専門学校に通うなど自分のやりたいことに集中できます。
休学は、学長の許可を得て大学を休んでいる状態のことです。大学によって異なりますが、授業料が半額など一定額免除されるケースが多いです。
このように中退、休学ともに大学に通わないという点は同じですが、いくつか相違点があります。
・学生という身分が残るか
・授業料を支払う必要があるか
など
中退は大学を辞めているので当然ながら学生という身分は残りません。学歴は大学中退になります。
一方で、休学は学生という身分は残ったままです。
そのため、中退すると学割など学生限定のサービスは使えなくなりますが、休学中は学生なので学割を利用できます。
また、学費についてですが中退すると払わなくてもいいですが、休学の場合は半額~全額支払わなければいけません。
両者にそれぞれ違いがあり、そのメリットを考えた上で最善の選択をしたいです。
ちなみに、休学の際の授業料ですが国立大学の場合は休学費用はかからないことが多いですが、私立大学では基本的に全体のいくらか取られます。
自分の大学の休学時の費用については、事前にちゃんと調べておいてください。
中退と休学、どちらが正しいということではありません。
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。自分の目的は何なのか、そのためにどちらを選んだらいいのかをよく考えた上で決断してください。
どちらが自分にとっていいかわからない人は、大学に相談してみるのもいいと思います。信頼している教授や友人、先輩などに聞いてみるのもいいです。
今回は、大学を辞めたい人のために休学と中退の違いについて紹介しました。次回も、大学中退について書くので、ぜひ参考にしてください。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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