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海外には学費が無料の国があるって本当?【大学】
あなたは、世界には大学の学費が無料の国があるというのを知っていますか。
日本では、私立大学など大学の授業料はとても高いですが、大学の学費が無料なのはとても羨ましいです。
今日は、そんな学費が無料の国について解説します。
ぜひ参考にしてください。
私たちにとって、大学に行くのにはある程度のお金がかかるというのは当たり前のことです。
しかし、日本の大学の学費は世界的に見ると高いです。
国公立大学の年間平均授業料の国際比較(参考記事)では、最も高いのはアメリカ、そしてアイルランド、チリ、カナダと続き、日本です。日本の学費はかなり高い方なのがわかります。
私立大学の年間平均授業料においても、日本は上から5番目であり、1番はやはりアメリカです。
述べた通り、日本の私立大学の学費はとても高いです。
大学によって異なりますが、平均で1年間100万円ほどかかり、4年間で考えるとものすごい額になります。
国公立大学も私立大学と比べると安いですが、4年間で約240万円~約250万円くらいかかります。
それに生活費などが加算されます。
高校生の頃はあまり学費などお金に関することは考えなかったかもしれませんが、改めて考えてみると興味深いです。
ちなみに、学費で大学を探せるポータルサイトなどもあり、非常に便利です。
世界は広く、大学の学費がかからない国があり、特にヨーロッパでその傾向が強く、北欧では顕著です。
これは現地の人だけでなく私たち日本人など留学生も対象になっているところもあるので、かなり費用を抑えられます。
ここからは、学費が無料(又は安い)国をご紹介します。
豊かな自然やオーロラなどのイメージが強い北欧のノルウェーですが、ここでは国公立大学の学費はかかりません。
国籍や学士、修士などの学位に関わらず無料です。
北欧ということもあり英語を話せる人が多く、英語による授業も開講されています。
また、教育レベルが高いのも北欧諸国の魅力です。
ノルウェーでは学費は無料ですが、完全に0円ということではなく学期料として約500~600クローネかかります。
この600クローネは日本円で8,000円少しなので、ほぼお金がかからないのと同じ。
この学期料は、試験料、福利厚生費、印刷室の利用の費用になります。
また、公共交通機関や映画なども学生証があれば割引になることが多いので、学生はとてもお得です。
世界幸福度ランキングでも常に1位になっているこちらも北欧のフィンランド。
マリメットやムーミンなどかわいいものが多く、日本人にも人気の国です。
ここは教育の質が高く、医療やデジタルなどいろんな分野で最先端を走っています。
そんなフィンランドの学費は、現地の人は無料ですが、現在では、留学生は有料になりました。
留学生といっても、対象はEU/EEA圏外の学生で英語で教えられている学士や修士のプログラムが対象です。
フィンランド語やスウェーデン語でのプログラムやEUやフィンランドに住んですでに永住権を獲得している人などは対象ではないようですが、多くの日本人の人は有料になるでしょう。
ドイツの公立大学の学士課程、修士課程は、一部例外を除き授業料は無料です。
EU圏内外に関わらず、無料になるのは嬉しいです。
留学生は共済費や管理費などの諸費用(150~350ユーロ程度:約24,000〜56,000円)を支払うだけで学ぶことができます。
ドイツの物価は一般的にですが、北欧や他のヨーロッパ諸国に比べると低いとされていますので、経済的に過ごせます。
また、ドイツは立地的にもヨーロッパの中心ですので、いろんな場所に旅行に行けます。
物価が高いと有名なアイスランドも、国の大半が国公立大学で授業料は無料です。
アイスランドの教育制度は日本と異なり、6歳~16歳が初等教育、16歳~20歳が中等教育、20歳~23歳が大学です。
中等教育の卒業資格さえあれば誰でも大学で学ぶことができ、全ての人に平等に教育の機会が与えられます。
アイスランドは非常に綺麗で美しい国、首都はレイキャビクです。
ヨーロッパのほぼ中央に位置するオーストリア。
ドイツやスロバキアなどが近く、ヨーロッパ各地から多くの留学生がやって来ます。
オーストリアの授業料は、EU加盟国の永住権を持つ人は無料で、それ以外の留学生は年間726ユーロ(11万円程度)必要です。
日本人は無料になることは難しいですが、それでもまだ安い方でしょう。
冒頭で、アメリカの大学の学費は世界で最も高いとご紹介しましたが、どのくらい高いのでしょうか。
円ドルのレートによって大きく異なりますが、一般的に私立大学で年間600万円程度、州立大学で300~400万円、コミュティカレッジで120万円程度です。
これはあくまでも年間ですので、4年間と考えると私立大学で2,000万円以上かかる計算になります。
また、アメリカは物価も高いので、留学するにしてもかなりの費用がかかります。
海外の大学には学費がかからなかったり安かったりするところがあります。
そこで正規大学生として学ぶのもいいですし、留学生として学ぶのもいいかもしれません。
もし、その国でどうしても学びたい専攻分野があったり、外国に興味があったりする人は、学費の安い国で勉強をするのも1つの選択肢かもしれません。
その際は、現地語のレベルや英語力などいろいろと要件がありますので、各自しっかり調べて情報を集めましょう。
いかがでしたか?今日は、大学の授業料が無料の国についてでした。
無料と信じられない文言ですが、世界にはそのような国が存在します。
基本的には現地の人、EU圏内の人が対象ですが、国によっては日本人など留学生が対象になることもあるので留学先としておすすめです。
ただ、もちろん今の物価高を含め、ヨーロッパは一般的に日本よりも物価が高いので、それらを総合的に考えて決めたいものです。
海外で勉強をするのは価値があり、将来の糧にもなるでしょう。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2024年9月に編集しました
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