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寝る時間を削って勉強したのに、思った結果が出なかったという経験はありませんか?
それは、もしかしたら睡眠不足による脳機能の低下が原因かもしれません。
今回は、睡眠が学習に与える影響について解説します。ぜひ参考にしてください。
「大学生とまだ若いから少しくらい寝なくても平気」と思っている人は少なくないかもしれませんが、睡眠が学習にもたらす影響はとても大きいです。
理想の睡眠時間は個人によって差があるものの、一般的には7~8時間と言われています。ただし、「睡眠不足」が体に良くないからと寝過ぎがいいというわけでもありません。
睡眠で大切なのはその質です。質の高い睡眠とは、寝つきが良くて、ぐっすり眠れて、すっきり起きられる睡眠のことです。
どれか1つでも欠けていると「質の高い睡眠」とは言えず、睡眠の質を高めるには日頃の訓練が必要です。
睡眠が学習にもたらす影響には、記憶を整理したり、脳の休息などがあります。
身体が休んでいて脳が目覚めている状態である「レム睡眠」時に、人間は日中インプットした情報を整理すると同時に、記憶として定着されます。
そして、身体と脳両方が休んでいる状態の「ノンレム睡眠」時には、前日に働いた脳をクールダウンさせます。
学習効果というのはこの脳の疲労回復の度合いによって変わり、質の高い睡眠を取って脳をリフレッシュさせると翌日の脳のパフォーマンスが向上し学習効果が上がります。
そのため、睡眠時間を削って勉強しても、脳のパフォーマンスが低下するので本末転倒なのです。
単純に学習時間が多くても、脳に記憶させる内容や情報が少ないのなら意味がありません。
ここからは、睡眠不足によるリスクについてです。
先に述べた通り、睡眠不足になると脳機能が低下します。脳も身体と同じで疲労をしっかり取ってあげないと、高いパフォーマンスは披露できません。
具体的には集中力や思考力の低下です。睡眠不足によって前頭連合野が十分に休めないので、物事を判断する思考力が落ちて、学習効果が低下します。
睡眠不足で脳が十分休息できないと、気分や感情のコントロールがうまくできなくなります。人間の身体は、日中動かすことで体内に老廃物が蓄積されます。
十分な睡眠を取るとその老廃物はちゃんと取り除かれますが、睡眠不足によって老廃物が溜まり倦怠感などを感じやすくなります。
疲労感を感じると、物事へのやる気が低下し勉強意欲も下がります。身体と精神はお互い関係しているので、どちらかが休養不足だと勉強に悪影響を及ぼします。
たくさんの方法があるので一概には言えませんが、まずは上記で紹介した質の高い睡眠の3つの条件からどれが自分に足りないのか把握することです。
寝つきが悪いのなら、就寝前にスマホなどを見るのもやめる、夜中に目が覚めるなどぐっすり眠られないのなら心地いい枕やマットレスに変えるなどです。
ここからは、快適な睡眠を取るためのちょっとしたコツについてです。
快適な睡眠を取るには、身体の内部から温める必要があります。熱すぎるお湯は睡眠に逆効果になるので、あくまでも38度くらいのぬるま湯で就寝の1時間くらい前が理想です。
テレビやスマートフォンにあるブルーライトには、脳を覚醒させる作用があります。
これも就寝の1時間前くらいから控えるようにしましょう。
ラベンダーやカモミールなどのハーブ系のアロマには、リラックス効果があります。ハーブ茶もいいですが、カフェインが含まれるものだと覚醒作用があるので注意が必要です。
それはコーヒーも同じで、香りはいいですが飲むと逆効果になるので、香りを楽しむ程度にしておきます。
いかがでしたか?今回は、睡眠不足が学習に与える影響についてでした。
最後に紹介した快眠するコツは簡単なものばかりなので、今日から実践してみてください。
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