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就活の際、多くの企業が採用している「SPI試験」。
SPI試験には性格検査と能力検査があり、ここを通過しないと次のステップである面接までたどり着けません。
そんなSPIには「勉強しても意味がない」という意見があり、今回は、「勉強しなくてもいい」と言われる理由について書きます。
ぜひ参考にしてください。
皆さんも、このSPI試験についてはよく知っていると思います。
就活時の第一次選考的な意味合いで行われるもので、就活が近ずくにつれてみんな口を揃えて「SPI対策しなきゃ」と言います。
でも、就活時の適性検査は本当にSPIですか?適性検査にはいくつかの種類があるのを知っていますか?
SPI試験というのはリクルートキャリア社によって開発されたテストの名前で、適性検査=SPIではありません。
SPIは有名なので、就活時=SPI試験という認識が学生の間でされていますが、実はそうとは限りません。まずは、これを押さえておきます。
そしてSPIには、5つの種類があります。
・言語能力検査
・非言語能力検査
・性格検査
・英語検査
・構造的把握力検査
多くの場合で、これらの中から2つや3つを組み合わせて行います。
例えば、言語能力検査はいわゆる国語のようなもので、非言語能力検査は数学(算数)の知識を問う問題です。
英語検査はそのまま英語の知識を問うものです。
性格検査は、自分の性格(人格)が企業にどれくらい合致しているかを測る試験です。
どんなに学力があっても、企業理念など企業の特徴に合致していなければいい戦力にはなりません。
でも、なぜSPI対策は意味がないと言われるのでしょうか。考えられる理由を3つ書きます。
上記で述べたように、就活時の試験=SPI試験とは必ずしも言えません。
そのため、もし自分の受ける企業がSPIを採用していなければ、意味ないのでは?という考えです。
確かに、各試験によって傾向や特徴が異なるので、最善の対策にはならないかもしれません。
SPIの合格基準点は、企業が公式に発表していない限りわかりません。
ただ、高得点を取った人のみ合格するというよりは、周りとよっぽどの差がない限り落ちないというのがSPI試験の特徴です。
そのため、そんなSPIに時間をかけるくらいならもっと難しい面接に時間をかけたほうがいいのではというのがこの理由です。
SPIでは、能力検査と性格検査の2つを合わせて評価します。そのため、どちらかでいい点数を取ったとしても合格できる保証はありません。
勉強しても意味がないという人の中には、特に性格検査は対策のしようがないので準備しても意味がないという考えなのです。
確かにこれはわからなくもないですし、内定が欲しいからと性格検査で企業に合わせて偽るのも後々しんどくなり仕事が続かないかもしれません。
でも、これは適性検査である程度の点数が取れる自信のある人だけに当てはまることかもしれません。
SPI試験で出題される問題は基本的なものが多いですが、算数などの基礎知識が十分でない学生は苦労するでしょう。
今回は、一部で言われる「SPIは勉強しても意味がない」の理由についてでした。
紹介した理由もわからなくもないですが、個人的にはSPIの勉強をすることには賛成です。基礎知識もつきますし、何より第一ステージであるSPIに通らなければ次に進めません。
ここで確実に通過するために、ある程度の時間を対策に費やしたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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