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スマホの使い過ぎで学習効果が無駄になる!?

 

大学生の皆さんも、スマートフォンを持っているかと思います。

 

1日にどのくらいスマートフォンを使いますか?

 

もし家で3時間以上触っている人は、注意が必要かもしれません。

 

目次

【スマホの使い過ぎで学習効果が消えるかも】

スマートフォンはメールや電話、音楽に動画、アプリなどあらゆることができてとても便利です。

 

そんな利便性からついつい家にいる時ずっと触っているという人もいるかもしれません。

 

最近では、日本人のほぼ全てが無料通話アプリのLINEを使って友人らと連絡しており、気づいたらずっとLINEを触っているという人も少なくないでしょう。

 

東北大学の川島隆太教授の仙台市の中学生を対象とした調査によると、家で2時間以上勉強したとしてもスマートフォンを3時間以上触っていると、その学習効果が無駄になってしまうということがわかっています。

 

この調査では数学のテストの平均点を基準にしており、生徒たちが平日に携帯電話やスマートフォンをどのくらい使っているかをアンケート調査したものです。

 

全く使用しない群から4時間以上使う群まで6群に分けて各平均点を計算しました。それに加えて、平日の自宅での勉強時間の長さを2時間以上勉強する群、30分から2時間勉強する群、ほとんど勉強しない30分未満の群の3つに分けました。

 

この調査からわかるのは、まず自宅の勉強時間が長いほど成績が良いということ、これはある意味当たり前のことかもしれません。

 

次にわかるのが、自宅で勉強しようがしまいがスマートフォンを使う時間が長ければ生徒たちの成績に影響するということです。

 

さらに、仮に自宅で2時間以上勉強したとしてもスマートフォンを3時間以上触っていると、自宅でほぼ勉強しない生徒よりも成績が悪くなってしまうということもわかっています。

 

これが、「スマートフォンが学習効果を無駄にする」の真意です。

 

これはあくまでも数学の場合なので、他科目では違う結果になるかもしれません。

 

≪数学以外の教科≫

 

ここでは、国語、理科、そして社会の成績です。

 

理科と社会では、数学と同じようにスマートフォンの利用時間が長ければ長いほど成績が低くなる傾向がありました。

 

ただ、国語に限っては成績の低下率が若干弱く、これは国語の科目の特徴が影響しているのかもしれません。

 

【スマホの使用はなるべく控えたい】

 

スマートフォンの使用がどのように学習効果に影響しているのかは定かではありませんが、スマートフォンを使うことによって集中力の低下、依存性などあらゆる側面が考えられるので、少なくても勉強する際はスマートフォンを触らないようにしたいです。

 

また、勉強時だけじゃなくスマートフォンにはかなりの中毒性があるので、日頃から時間さえあればスマートフォンを触っているという人は、少しスマートフォンとの向き合い方を考える必要があります。

 

スマホ中毒の可能性がある人は以下のような症状が起こります。

 

・通知が着ていないのに着信音が聞こえる

 

・スマホを持っていないと落ち着かない

 

・トイレなどどこに行くのにもスマホを持っていく

 

など

 

スマホ中毒は何も珍しいことではなく、スマホが普及した現代ではよく起こり得ることなので、誰にでも可能性のある問題です。

 

もし、スマホ中毒になっている又はなりそうであるという人は、1日のうちでスマートフォンを持たない・使わない時間を設けて訓練するようにしましょう。

 

最初はかなりしんどく精神的に辛いかもしれませんが、訓練しないとどんどん悪化するので早めに対処します。

 

【まとめ】

スマートフォンは正しい使い方さえ知っていればとても便利なものなので、そのメリットを最大限に活かせるような使い方をしたいです。

 

では、今回はスマートフォンと学習効果の関係性についてでした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

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