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よく「受験前にはカツ!」といいますが、今日は、迷信ではなく栄養学の観点から大学の期末試験前に摂取したい食べ物と飲み物についてご紹介します。
その他、資格や検定などの試験でももちろん有効です。
「食べ物だけでそんな変わらないだろう…」
と半信半疑のそこのあなた、人間は食べ物によってできていることを忘れてはいけません。
ぜひ参考にしてください。
大学の期末試験は、受験のように緊張することはあまりないと思いますが、重要なのには変わりありません。
その試験時間に、急にお腹が痛くなったり、気分が悪くなると結果に影響します。
何も食べ物だけでなく、飲み物もとても大切です。
なるべく健康的で、体に刺激の少ないものを摂取したいです。
少なくても、試験前にカツは食べないようにしてください。
これはご存知の通り試験にカツ(勝つ)ということから来ており、科学的な根拠はありません。
また、カツは消化するのに胃腸に大きな負担をかけ、そこに血流をもっていかれるため脳のパワーを奪います。
結果的にマイナスに働くということです…。
結論をいうと、脳にはブドウ糖とビタミンです。
脳を活性化するには、ブドウ糖という栄養素が必要で、このブドウ糖は炭水化物の主成分であり、米やパンなどに含まれています。
ただし、ピザやラーメンのような重たいものは胃腸に負担がかかるので注意が必要です。
あと、ブドウ糖の吸収を助けるものとしてビタミン類があり、特にビタミンB1を含む食べ物が理想です。
例えば、豚肉、大豆、ナッツ類などです。
ビタミンBが不足すると、人間は疲労感や倦怠感を感じやすくなり、ストレスの原因になります。
また、ビタミンBだけでなく様々なビタミンをバランスよく摂取することも重要です。
食事をする際は、炭水化物がブドウ糖になって消化・吸収されるまでに数時間かかるといわれているため、試験の2~3時間前には済ませておきます。
試験直前に食べると胃腸がもたれるので、なるべく時間には余裕を持つようにしましょう。
ブドウ糖やビタミンやら栄養素自体のことをはある程度わかったけれども、どのような食事にどんな栄養素が入っているかは、なかなかわからないものです。
そこで最も簡単でおすすめなのが、定食です。
定食は日本で昔から食べられている日常的な食事スタイルであり、バランスがいいです。
お米を炊いた「ごはん」、みそ汁などの「汁物」、香の物ともいわれる「漬け物」に、肉や魚、野菜などによる「おかず」を基本にしており、炭水化物、ビタミン、タンパク質などいろんな栄養素を摂取できます。
加えて、定食屋さんは街の至るところにありますし、値段も良心的です。
しかし、おかずを揚げ物などにすると胃もたれの原因になりますので、魚や豚の生姜焼きなどをチョイスするといいでしょう。
一方で、できるだけ試験前には避けたい食べ物があります。
述べた通り、胃腸に負担のかかる揚げ物を始め、お腹の調子が悪くなる代表的なものとしては辛い食べ物などの刺激物があります。
辛いカレーが好き、とスパイシーな食べ物を好む人はいますが、試験前は避けてください。
あと、生ものもできるだけ避けたいです。
生ものによっては胃腸の調子が悪くなることがあるので、もし当たってしまえば終わりです…。
ポイントは、なるべく胃腸に負担をかけない食事を摂ること、ラーメンなどの「重い」食事もおすすめしません。
あと、食べ過ぎも胃腸にかなりの負担がかかるのでほどほどにしましょう。
試験前に避けたい食べ物例、
・ラーメン
・中華丼
・牛丼
・焼肉
・刺身
・ユッケ
・麻婆豆腐
・唐揚げ、揚げ物
など
基本的に、油分が多く、脂質が高いものです。
一般的に中華系の食事はその傾向がありますので、注意してください。
また、食べるスピードにも気を配り、急いで早く食べてしまうとそれだけ体に負担がかかりますので、ゆっくりとしっかり咀嚼をして食べてください。
胃腸の大きさは決まっていますので、容量オーバーになれば下痢など症状として現れます。

続いては、飲み物についてです。
当たり前ですが、飲み物にも栄養素は含まれていて、学習に効果的なものがあります。
まずは、眠気予防や集中力アップのために、カフェインを含む飲み物をおすすめします。
特にカフェイン含有量の多いブラックコーヒーが理想で、コンビニなどでも手軽に飲めます。
コーヒーの味がどうしても苦手という人はお茶系でもOKです。
いずれにしても、1日のカフェイン摂取量には上限があるので摂り過ぎには気をつけてください。
あとは、糖やビタミン類を摂取できるフルーツジュースもいいです。
これもコンビニなどどこでも売っています。
最後にご紹介したいのが、ハーブ茶です。
日本ではあまり主流ではないかもしれませんが、ハーブ茶には神経の緊張をほぐし、働きを助けてくれる作用があります。
また覚醒効果もあり、味も普通に美味しいです。
ハーブ茶として、例えばペパーミント茶などがあり、カフェでも購入できると思います。
集中力アップややる気アップなど、エナジードリンクを日頃から飲んでいる人はいませんか。
即効性が高く、コンビニやスーパーで買えるので便利な商品ではありますが、あまりおすすめはしません。
その理由は、エナジードリンクは中毒性があり、デメリットが多いからです。
飲むタイミングによって効果が薄れたり、睡眠の質に影響したり、悪影響が結構あります。
それなら、シンプルにカフェイン目的でコーヒーを飲んだり、食事から栄養素を摂取した方が健康的で効果が高いといえます。
エナジードリンクに慣れてしまうと、それがないと勉強に集中できなくなったりします。
これがいわゆる中毒でしょう。
ここまで、大学の試験前にいい食べ物や飲み物についてご紹介しましたが、最後に運動や生活習慣について解説します。
全て簡単にできるものばかりですので、難しく考える必要はありません。
普通に歩くよりも少し早めを意識します。
歩くことで前頭前野の血流が上昇します。
前頭前野を刺激することでワーキングメモリが活性化したり、応用力や創造性がついたり、思考や判断もよくなるといわれています。
また、歩くことはストレス発散にもいいので、気分転換の目的でも試験前の勉強中に定期的に取り入れるといいでしょう。
時間はそんなに長く行う必要はなく、3~5分程度でOKです。
疲労しすぎる前にやめることで、高い集中力を発揮できるでしょう。
これも下半身のトレーニングにはなりますが、スクワットを20回程度行うことで脳が覚醒します。
勉強疲れや何となく眠たい時に有効な手段で、椅子から離れてすぐにできるのもメリットです。
筋肉量の多い下半身を動かすことで脳にも血流が戻りやすくなり、集中力も上がります。
勉強をしているとどうしても疲れは溜まります。
そこで胸郭と首の前を特にストレッチすることで脳への酸素量が向上します。
それにより疲労が抜けた感じになります。
やり方はシンプルで、胸を開くストレッチ、首の前面を伸ばすストレッチです。
首には神経が多くありますので軽くでOKです。
普段意識しない呼吸ですが、基本的に呼吸が浅くなると体内に十分な酸素を取り込めず血行不良や代謝の低下につながり、疲労の原因になります。
浅い呼吸により自律神経も乱れますので、集中力の低下やイライラ、肩こりなどの痛みも引き起こします。
呼吸のやり方も難しく考える必要はなく、お腹を意識する腹式呼吸を行うこと、また吸う息よりも吐く息を長く行うこと、イメージは3秒吸って6秒かけて吐く、です。
呼吸は勉強中だけでなく日常的に意識して行うようにします。
また、呼吸を意識する上で大切な姿勢も軽視できません。
猫背や長時間スマホは呼吸を浅くしますので注意が必要です。
いかがでしたか?今日は、大学の期末試験前に摂取したい食べ物と飲み物、そして運動ついて解説しました。
まだ若い大学生は、あまり栄養素のことを考えずに好きなものを食べてしまいがちですが、ちょっとした意識が学習にも大きく影響してきます。
また、日常的に健康的なものを摂取していると、どこか体が軽くなったり、気分がよくなったりもして、体感もあるものです。
少ない工夫で大きな違いを実感できます。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2025年12月に編集しました
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