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勉強効率をアップさせるペンや机に引き続き、今回は照明についてです。私たちの身近にあるものばかりなので、興味深い内容です。
皆さんは、普段どのような照明を使っていますか?おそらく、ほとんどの人が照明についてあまり考えたことないかもしれません。
まず、照明と一概に言っても、白熱灯、蛍光灯、そしてLEDなど色々な種類があります。最近では、消費電力や寿命を考慮してLEDがよく使われるようになっています。
意外と気づいていないですが、最近街の信号もLEDになっています。もし、最近照明を買い換えたという人は、おそらくそれはLEDだと思います。
まずは、自分のデスク照明がどの種類なのか確認してみましょう。
勉強効果を上げるのは、ズバリ「青系」の照明です。
蛍光灯やLEDには、「白昼色」、「昼光色」、「電球色」の3色あり、白昼色は太陽光に近い白色、昼光色は青みがかった白色、電球色はオレンジ色の混ざった白のことを指します。
集中力をアップさせたいのなら白昼色か昼光色がベストです。その中でも、若干青みがある昼光色は脳をリラックスさせ集中力を上げてくれるので非常にオススメです。
前回の記事でも、青は勉強するのに効果的だと述べましたが、それは照明にも当てはまることなのです。
逆に白系やオレンジ系の照明を使うと、自分では意識していなくても知らないうちに勉強に集中できなかったり、目の疲れや肩こりの原因になることがあります。
もし、普段デスクであまり勉強できないという人は、もしかしたらその照明が影響しているのかもしれません。
ちなみに、電球色の効果は以下の通り。
赤みがかった光は、脳への刺激が少ないので就寝前などに効果的。勉強している時には不向きですが、ちょっと休息したい場合にグッド。
逆に、集中力を下げてしまう照明は白熱灯です。
LEDは消費電力を抑えますが、白熱灯は大量の電力を発して頭の周辺の温度を上げます。
その結果、頭が温まり足部が冷えます。そうすると、脳に流れる血流が減り眠気を引き起こします。
頭部を冷やして足部を温めるのが勉強する際には最適で、これを「頭寒足熱」と言います。
まずは、白熱灯を蛍光灯かLEDに変えて勉強する際は下半身をブランケットなどで羽織りなるべく体温を下げないことです。
その際、エアコンなどのつけすぎも体温調整を乱す可能性があるので適温に設定しましょう。
勉強する際、手元だけ照らしている人も多いかもしれません。
一見薄暗くすると集中できそうですが、部屋の照明もつけてください。
それにはちゃんと理由があり、人間の目には順応システムというものがあります。
明るい場所では網膜の感度を下げて眩しくないようにして、暗い場所では網膜の感度を上げてそこにある情報をできるだけ入手しようとします。
そのため、もしデスク上だけ明るくすると暗い場所に視線が移動する際、それに順応しようと目が活発に動き、その結果目の疲れにつながるのです。
あと「明るくしないと!」と、ただ闇雲に明るすぎる照明を選んでも目への負担が大きくなるので注意が必要です。
あくまでも、程よい明るさで部屋全体を満遍なく照らすように心がけてください。
いかがでしたか?照明がもたらす効果は、私たちが想像するよりも大きいです。
コンビニではわざと明るい照明にするなど、私たちは普段の生活と照明には密接な関係があるのです。
いろいろな種類の照明を用意するのは簡単ではありませんが、もし今後デスク照明を購入する機会がある場合は、色の効果を考慮して選びましょう。
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