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就職活動する際に受ける適性検査「SPI試験」。SPI試験にはいくつかの種類があるのをご存知ですか?
今日は、そんなSPI試験の種類と勉強法について紹介します。
大学生の皆さん必見です!
就職活動を控える3年生や4年生になると、「SPI試験」という言葉をよく耳にすると思います。
1、2年生も言葉自体は知っているかもしれませんが、 SPI試験は就職応募者の能力や人間性を把握するための適性検査で、人柄や仕事への適性などを総合的に判断します。
ちなみに、SPIとは一般名称ではなくリクルート社の商品名で就職活動時の適性検査として「SPI」という名前が学生の間でよく使われます。
SPI試験を採用する企業は、その結果を採用時だけでなく就社後の配属先の決定や上司との人間関係の構築の材料としても使います。
大学生からしたら「勉強しなければいけない..」と面倒に感じるかもしれませんが、SPI試験を導入することで企業からするといろんなメリットがあります。
例えば、面接だけではわからないことがわかる、隠れた才能やポテンシャルが発見できるなど人事のプロでも限られた時間でその人を完全に把握するのは難しいものです。
大学生からしてもより自分自身を知ってもらえるという意味でSPI試験にはメリットがあります。
SPI試験は、能力検査と性格検査の2つで構成されます。
能力検査では、どの職種にも共通する知的能力を検査します。
具体的には、言語分野と非言語分野に分かれており、言語分野では言葉の意味や趣旨を明確に捉えて理解できるか、つまり国語的な能力。
非言語分野では、論理的な思考や数的な処理ができるかなど数学(算数)の能力を検査します。
外資系や英語を使う職種など企業によっては英語問題を出題するところもあります。基礎的な内容がメインなのでそこまで難しい問題は出題されません。
性格検査では、応募者がどんな仕事、職種に適しているか、人間性などを検査します。
2つの選択肢から自分の考えや価値観に近いものを選択します。人間性を測る検査なので大学生は特に事前勉強する必要はありません。
嘘をつかずに正直に回答しましょう。
SPI・SPI2・SPI3試験の違いについてです。
この3つは単にバージョンの違いで、SPIが初めて開始されたのが今から約50年以上前の1963年です。その後、1973年に初期のSPIが販売されてからバージョンアップをしながら現在に至ります。
SPI2試験は2005年に開始され、現在ではSPI3試験が主流です。
バージョンの改定でマークシート式が変更されたり、SPI2試験では性格適性検査の一部が変更されました。
SPI3試験では、テストセンターの性格適性検査を予約時にパソコンやスマートフォンから実施できるようになったのも大きな変更点です。ちなみに、今のSPI3試験は2013年1月4日から始まりました。
現在ではSPI3試験が主流なので、企業の選考内容にSPI試験と記載があればSPI3の対策を行えばOKです。
SPI試験の内容はあくまでも基礎的なので新たに数学など難しい参考書を購入する必要はありません。
まずは自分の能力を測るためにインターネット上の無料問題を解いてみてください。結構忘れていることもあります。
SPI試験の参考書を購入してもいいですがまずは無料問題で十分です。
言語問題で大切なのは、対義語・類義語・ことわざなど語彙力を増やすことです。
それから、長文読解に苦手意識がある人はとにかく数をこなす、慣れることが大切です。
理系大学生ならいいですが文系大学生はしばらく数学に関わっていないので人によってはここに時間をかけたいです。
でも、これも基礎的な内容が中心なので中学レベルの教科書・参考書でOKです。
短い時間でどれだけ多くの問題をこなせるかが鍵になるので解き慣れる訓練をします。問題を解いて解説を見て理解する、この繰り返しです。
今までのSPI試験の流れを考えると、今後「SPI4」や「SPI5」が出てくると思います。
その際、試験内容など多少の変更点があると思うので、発表されたらその都度新しい情報を入手して適切な対策を行います。
現在では、非常に多くの企業がSPI試験を導入しているので大学生にとってSPI試験はとても大切です。
試験前に焦って勉強し直さなくてもいいように、日頃から数学や国語、英語などの基本的な勉強をしておきましょう。
早め早めの対策が鍵になります。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2020年4月に更新しました
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