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卒業論文など、大学生になると論文を書く機会が増えます。また、何か調べ物をする際にも論文を使うこともあるかと思います。
今回は、論文初心者でもできるインターネットを使った論文の探し方について紹介します。
日本から海外のものまで、インターネットさえあれば簡単にいろいろな論文が入手できる時代になりました。
読者の皆さんも、「論文」という言葉は知っていると思います。
専門的な内容で、難しいもの、とイメージする人が多いかもしれませんが、論文は、学問上の問題について、十分な根拠をもとに、主張や証明を行う、論理的に構成された著作のことです。
ただ、勘違いしやすいものとして「エッセー」や「随筆」がありますが、エッセーや随筆では、論拠に基づく論証が必要ないという点が大きく異なります。
論文では、その議題はなぜそうなるのか、客観的な根拠を挙げて証明しなければいけなく、読者が納得できるように、それなりの論拠と論理が求められます。
また、「良くない論文」としてたまにあるのが、研究対象に関する感想文になっているもので、論文は読書感想文ではないので、感想だけじゃなくその問いに明確に答える必要があります。
ここで質問、日本は、世界で何番目に論文数が多いと思いますか?
実は、第6位で、先進国の中ではそこまで多くありません。
ちなみに、1位は中国、2位アメリカ、3位インド、4位ドイツ、そして5位イギリスと続きます。以前まで、日本は3位だったのですが、最近になって順位が下がりました。
論文は、何も日本国内だけのものじゃないので、英語が読める人は世界中の論文を読むことで深い知識を身につけられるでしょう。
そこで、ここからはインターネットを中心に論文の探し方について解説します。最近では、インターネットの発達により、手軽に世界中の論文を閲覧できるようになったので非常に便利。
論文を掲載するデータベースのウェブサイトなどが存在しており、その中から探すことが可能。
自分の探す研究者の論文がピンポイントであるかはわかりませんが、インターネットで検索すれば簡単に論文を探せられるのでオススメです。
あとは、論文を書く研究者は自分のウェブサイト上で論文をPDF化して公開している場合もあるので、一度、気になる研究者の個人サイトを訪れてみてはいかがですか。
もしPDFを公開していなくても、個別にメールなどを送って、聞いてみるのも一つの方法だと思います。
より手軽に、論文を探したいという場合は、「Google Schalar」というサービスを使います。これは、Googleが提供するもので、学術情報に特化したサービスです。
日本国内だけじゃなく、海外の研究者の論文なども探せるので、かなり重宝すると思います。また、PDHを無料で公開している論文も数多くあり、お金をかけずにたくさんの種類の論文を探せる大学生に推奨する一つの方法。
Google Scholarの使い方はとてもシンプル。
ステップ1:サイトにアクセス
まずは、Google Scholarのサイトに飛ぶ。
ステップ2:キーワードで検索する
読みたい論文のキーワードを入力して検索する。
ステップ3:インターネット上で読めるものを探す
検索結果の中から、インターネット上で読める資料を探す。
ここで、なるべく引用数の多い資料を選ぶようにすると、中身の濃い質の高い論文に出会えます。
あとは、最新の論文を探したい場合は、検索結果の左側のバーから日付のチェックを変更したりして、最新のものから順番に並べることも可能です。
検索バーの中に、「PDF」と入力すると、PDF化されたものだけが優先的に検索結果に表示されるので便利。
例えば、「Economy Crisis PDF」という感じです。
これまで、なんとなくインターネット上で論文を検索していた人は、このGoogle Scholarを活用するだけで、論文探しの手間がかなり省かれます。
「英語の論文は無理…」という人には、日本語の論文が探せる「J-STAGE」がオススメ。
このサイトでは、国内の多くの雑誌がオンライン上で公開されており、最近、データ量が拡大し、無料で読めるPDFも増えました。
ちなみに、先ほど紹介した「Google Scholar」も、このデータベースを使っています。
インターネットを活用すれば、簡単に世界中の論文に出会えます。
図書館などに行く必要がないので、時間の短縮になり、忙しい大学生の強い味方となるでしょう。
では、今回紹介した方法で、一度論文を探してみてください。
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