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アメリカ人の勉強法3選

 

 世界最大の時価総額を誇る「Apple」や、世界的なECサイト「Amazon」など、世界的に有名な企業や開発者を多く輩出するアメリカ合衆国。

 

世界の大学ランキングでも、多くのアメリカの大学が上位にランクインしているのは、みなさんご存知だと思います。

 

今回は、そんな世界的に名前の知れた人が多いアメリカの大学生の勉強方法についてご紹介します。

 

実際に、使えそうな良い勉強方法が見つかるかもしれません。

 

目次

【アメリカの学生の勉強方法】

‘’アメリカ式勉強法’’ と言っても、学生によって異なりますが、ここでは筆者がアメリカに留学した経験をもとに、目で見て感じたアメリカの学生の興味深い勉強法について書いていきます。

 

今回の記事では、アメリカの学生が優れているということではなく、あくまでもアメリカの学生が行なっている勉強方法の中で、私自身が気になった皆さんとシェアしたいものを紹介しています。

 

そのため、多少の個人的な見解や推測も含まれていることがあるので、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

≪アメリカ人の勉強法その1:グループで勉強する≫

 

カフェや図書館など、日本で勉強している学生を見ると、大抵一人で勉強しています。

 

一人の方が集中できて、気が散らないためだと思いますし、実際、筆者も学生時代はほとんど一人で勉強していました。

 

ただ、アメリカに来て大学生の勉強しているところを見ていると、どうやら2人~のグループで勉強している人が多いことに気づきました。

 

特に、2人が多かったように記憶していますが、人によっては話さないで黙々と勉強している場合や、お互い会話を楽しみながら勉強している場合など様々でした。

 

最初は、グループで勉強すると集中できないのではと思っていたのですが、だんだんこう感じるようになりました。

 

もしかしたら、グループの方がわからないことがあればお互い助け合えるので良いのでは?と。

 

確かに、自分でわからない箇所を調べるよりも、隣にいる友人に聞いた方が効率的で、もしかしたらわかりやすい説明を受けられるかもしれません。

 

また、教科書などには載っていないような問題の解き方などを知ることもできるでしょう。

 

教授から硬い表現で説明を受けるより、親しい友人から説明を受けた方が理解しやすいことがあります。

 

また、自分で理解した内容を相手に伝えることで、さらに理解力が高まることも。いわゆるアウトプットです。

 

≪アメリカ人の勉強法その2:図書館の個室で勉強する≫

 

 

アメリカの大学には、基本的に図書館に小さな個室が用意されており、試験前になるといつも埋まっています。

 

この個室では、静かにして勉強するというのがルールで、場所によっては大型スクリーンなどが装備されているところもあり、パソコンを接続して資料などの共有が可能です。

 

図書館で勉強するのは資料や情報がたくさんあるので、日本でも勉強場所として使っている学生は多いです。

 

ただ、人によっては多少の雑音が集中力を切らすこともあるので、この個室のような環境は学生にとって理想なのかもしれません。

 

日本の大学では、全く同じような個室があるとは限らないので、どこか誰もいない教室で勉強してみるなど、一人になれそうな空間を見つけてみましょう。

 

≪アメリカ人の勉強法その3:教科書を買わない≫

 

毎学期、新しい教科書を全て揃えるのはかなりの費用になります。

 

これは、アメリカでも同じです。

 

その学期しか使わない、しかも全て使い切るとは限らない教科書に、そこまでお金をかけて意味があるのか、と感じる学生が結構いて、教科書をインターネットで中古で手に入れたり、友人から譲ってもらったり、学生の中には教科書自体持っていない学生も存在します。

 

一度、教科書を持っていない友人に聞いたことがあるのですが、彼は「教科書は絶対に必要」ではないので、買っていないと言っていました。

 

確かに、アメリカの大学では授業中よりもテストでいかに点数を取るかで評価が決まります。

 

そのため、たとえ教科書をもとに授業が進んでも、最後のテストで良い成績を取れば結論的に問題ないというのが、アメリカ人の捉え方なのです。

 

そんな教科書を持っていない学生は、勉強しないということではなく、教科書がなくてもそれなりに工夫をしながら学んでいます。

 

教科書がなくても、自分のノートをいかに効率的に取るか、インターネット上でたくさんの情報を入手するなどによって自分の理解力を最大限に高めているのでしょう。

 

アメリカでは、ノートだけじゃなく、パソコンを使って授業を受けている学生もたくさんいました。

 

学生の中には、ノートもなければペンすら持たない学生もおり、何しに授業に来ているんだろう…、と最初の頃、結構驚いたのを覚えています。

 

【まとめ】

アメリカ人の勉強方法は、日本人とは異なります。私が感じたことは、アメリカ人はとにかく結果を求めるスタイルということ。

 

それまでの過程がどうであれ、どんなにかっこ悪くても、その目標を達成するために必要なことをやるというイメージです。

 

学生によって理想の勉強方法はそれぞれですが、アメリカ人の勉強方法を参考にして、学べるものがあれば参考にしてみるのもいいかもしれません。

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この記事を書いた人

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