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ここ最近、推薦入試を導入する大学が国公立でも増えてきています。
推薦入試の割合を一概に言うことはできませんが、大学によっては、あるいは学部学科によっては、入学者の半分以上を推薦入試による入学者で占める大学も出てきています。
推薦入試とはセンター試験や大学個別試験を受験する一般入試と違い、高校時代の成績や部活動、課外活動の実績などを考慮して高校から推薦され、実際の試験では面接や小論文を中心に人物評価が問われます。
受験時期も一般入試よりはかなり早く、夏から秋にかけて出願が始まり、合格は早い大学では11月末、遅いところや国公立でも年明け~2月頭には決まることが多いのです。
この時期は言わずと知れた受験シーズン真っ盛りで、推薦入試で大学が決まれば数ヶ月は一般的な受験生より大学入学まで時間的な猶予があることになります。
しかし、それ故の苦労やデメリットも推薦入試にはあるのが事実です。
推薦入試の学生の苦労と言えば、やはり学力の問題が挙げられるでしょう。
大学生の留年率や中退率はしばしば問題になりますが、推薦入試で進学した学生が大学の授業についていけず、あるいは無気力になり、大学で単位を取り切れない現象が一部の私立大学では頻発しているようです。
原因を一括りにすることはできませんが、最大の問題は、やはり合格から入学までかなりの時間が空いていることが挙げられます。
推薦入試で大学が決まれば、一般入試を受験する友人たちを横目に数ヶ月の間開放感に浸る時間があります。
人によってはそこに優越感を覚えるでしょうし、場合によっては毎日遊ぶばかりで進学に向けた準備を何もしないということもあるでしょう。
実際に推薦での合格が決まった高校生が卒業まで何もせず怠けてしまい、進学後の留年や中退のリスクを抱えていることは、高校の先生も頭を悩ませている問題なのです。
この問題を解決するには、推薦入試の合格を決めた学生自身が有意義な時間の使い方をする以外にありません。
最低限の勉強はしておいた方が良いですし、進学する分野の学問に予習がてら触れてみるのも良いでしょう。
アルバイトするというのも、社会勉強の意味では効果的かもしれません。
大学によっては早期に進学を決めた人向けの入学前学習を実施しているところもありますから、それを利用して入学までの心構えをするのも1つの方法です。
いずれにしろ、進学が決まってから入学するまでの時間をいかに使うかということが、これからも推薦入試の課題になってくると言えるでしょう。
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