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ノートの使い方が勉強の質を決定します。ただし、ノートの使い方は学校の授業では習いません。
先生の黒板の文字をただ書き写すだけだったりと多くの人は自己流になっています。
ところが、そのノートの使い方は効果の薄い使い方をしているかもしれません。
読み返すものなので、悪い使い方をしていればそれは成績にあらわれます。
メモのとり方はビジネスの場面でも必要とされるスキルなので知っておいて損はありません。そこで今回はノートのお勧めの使い方、反対に悪い使い方を説明します。
どんな場面で使えるかなども説明するので、自分の書いたものと見比べながら賢い使い方を学んでみましょう。
まずは何のためにノートを取るのか、そもそもの目的について考えてみます。学校では教科書を使って授業します。
教科書を読んでいるだけで理解できる人は少ないでしょう。
先生は問題の考え方や知っておいてほしい重要ポイントなどを板書したり話したりします。
そういった授業でしか伝えられない情報をメモするためにノートはあるのです。
そのため自分が書いたものを読んで授業が頭のなかで再現されると良い使い方だといえます。
また人間は教科書を読むだけでは記憶になかなか定着しないと言います。そこで手を動かすことで記憶の定着を助ける効果があります。
目的が分かったところで、いよいよノートの取り方についての説明です。
まずは悪い例から説明しましょう。一つ目は「書きすぎる」というやり方です。
聞くだけで何も書き取らないのは論外ですが、書きすぎてもいけません。
目的は要点を書いて理解することなので、先生の言ったことを丸写しするのではなく、自分の理解や言葉で言い換えたりするといいでしょう。
次に「汚い字で書く」という方法が挙げられます。
決してきれいな字で書く必要はありませんが、殴り書きのように書くと、あとで復習するときに後悔するでしょう。
これに関連して書き取るのに夢中になりすぎることもよくありません。きれいにノートを取ろうとすると、ついつい集中して先生の話を聞き漏らしていた、ということがあります。
ノートは自分で読める範囲で構いません。またノートは授業中に完成させなければならないものでもないはずです。
授業の終わりにまとめてもいいですし、ノートを取ることが目的とならないようにしましょう。
それでは賢いノートの取り方を解説します。
ノートを取る時は次の5つの点に注目しておくと良いノートがとれます。
「1テーマ1ページ」「見出しをつける」「気づいたことを欄外にメモ」「赤ペンと青ペンを活用」「間違っていたところをメモ」の5つです。
「1テーマ1ページ」で書いていきましょう。
日本史で例えるなら、幕末の歴史に1ページ使って、次のページは明治維新といった感じです。
これは情報の検索性を高めるメリットがあります。1ページ1テーマなら探しやすいからです。
余白を嫌って、次のテーマを書き出すと途端にノートのどの部分に何が書かれているか分からなくなってしまいます。
余白はメモを取るのに使えますから、原則1ページ1テーマを守るようにしてください。
これに関連してページの頭には見出しをつけるようにしましょう。
先程の例で言えば「幕末」や「明治維新の成立」などを大きく書きます。
これで検索性が高まりますし、自分が何のテーマについて書いているのか理解できます。
大テーマを設定したあとは小見出しをつけるようにしましょう。
幕末なら「黒船の来航」に始まって「日米通商航海条約」などを書き出し、その用語の説明を下に書いていきます。
このように大見出しと小見出し、そしてその説明とノートを階層的に取っていくことで、スッキリとし、読み返したときに理解も早まります。
次に授業で気づいたことは「欄外にメモ」しましょう。
授業を聞いていると疑問に思ったり、分からないことが出てきます。
それをノートにちょっと書いておくのです。
それによってあとでノートを見返した際に、自分が理解していないことに気づけます。
自分が分からないところというのは、他の多くの人も分からないところであることが多く、そこを理解できれば差をつける結果にもなります。
もちろんノートで分からなかったところは先生に聞くなり、自分で考えるなりして、しっかりと理解することが大事です。
ノートは3色を使い分けるのがもっともオーソドックスです、まずは鉛筆の黒で、次に赤ペン、そして青ペンです。
あまりカラフルにしすぎると読みにくいですし、復習の際、どこが重要なのか分かりません。
赤色はもっとも重要なポイント、青色は次に重要なところなど、情報の重み付けをすることで記憶の定着を助けます。
最後に間違ったところは必ずメモしておきましょう。
これは次回間違えないためのマーキングです。実は間違えた問題は印象に残りやすいので、次のテストのとき正答率が上がります。
それを確実なものとするためにもメモは必要です。
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