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スマートフォンやパソコンなどテクノロジーの発展は凄まじいものです。
今の時代、テクノロジーを使わないでアナログで生きていくのは相当難しく、若い世代である学生は考えられないでしょう。
AIによる大学のレポート作成もそうで、自分で調べて書く必要はなく、AIがあなたの代わりにやってくれます。
でも、これを問題視する声が多くあります。
今日は、AIによる大学のレポート作成に対する大学側の取り決めについて解説します。
おそらく大学生であれば誰もが知っているAI生成ツールのChatGPTですが、このようなツールが今話題になっています。
それは良い意味でも悪い意味でもです。
AIが自動で行ってくれるので非常に便利な反面、このように教育を受ける立場にいる学生(子ども達)が、自ら考えることをせず機械に頼り、大学の授業をこなしていくのは学生という本業を考えるとやはりいいことではありません。
大学のレポートや宿題などの課題を全てこのAIで行うこともでき、学生の中には全く自分で手を加えずにそのまま提出する人もいるようです。
大学側としては、当然、AIなどを使わずに自分で考えてレポートを作成することを求めています。
それであって教育であり、誰かにやってもらうのは全く意味がありません。
もちろん、AIの技術を適度に活用してレポートを作成するのはいいこともありますが、認められないのは全てを委ねることです。
実際、大学側はこのAIによるレポート作成を簡単には見抜けない場合もあるようで苦労しています。
AIの利用を禁止する大学も出ており、今後の動きが活発化しそうです。
では、具体的にAIによるレポート作成はどのような問題があるのでしょうか。
大学側の立場になって考えてみます。
大学での勉強は自ら調べて、考えて、理解するものですが、AIに頼るということはそれらを放棄することになります。
大学レポートではある議題に沿って書籍を読んだり、論文を読んだりして、多くの情報に触れながら自分でまとめていくのですが、この能力というのは卒業論文でも社会に出てからも必須です。
そのような機会を失うことの代償は大きいです。
AIで得た情報を大学レポートや論文などに用いると、それが著作権侵害などの法律違反になる可能性があります。
通常、引用などをする場合は出典をつけたりとルールがありますが、それを知らずにAIで書いた文章をそのままレポートにするのはリスクがあります。
どんなにテクノロジーが発展しても、それが100%正しい情報かは分かりません。
実際、AIで作成した文章に誤った内容が含まれていることはあります。
大学側にとって、AIで作成した文章かを見抜くのは簡単ではないと述べましたが、教授によってはわかる人もいます。
不自然さだったり、その学生に見合わない深すぎる知識だったり、何かしらの理由でバレることがあり、そうなれば当然評価対象にはならないでしょう。
また、AIを使ったか見抜くツールなども開発されているといわれていますので、学生側は注意が必要です。
これらの問題点から、大学側はAIによるレポート作成を慎重に取り扱ったり、禁止にしたりする動きが出ています。
学生はできるだけこの問題と真摯に向き合い、大学レポートとは何か、その真の目的を再確認します。
書く際はできるだけ一次情報を使い、場合によっては適切に引用し、質の高いものを作成したいです。
楽をして作成できても、その代償はあなたに返ってくるかもしれません。
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