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理系学科にはいろんな学科が存在します。
その中に、今回紹介する「薬学学科」と「化学科」があり、その二つの違いについて気になっている人もいるかもしれません。
薬学学科と化学科はどのように違うのか、今日はそんな内容です。
ぜひ最後までお読みください。
理系学科の中でも、この薬学学科と化学科の二つは時折比較されます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
まず、薬学学科とは、その名の通り、薬を総合的に研究する学問であり、薬が何からできて、体内のどこで作用し、どのように効果を出すかを学んでいきます。
その「何からできるか」というのは実は化学や物理学の知識にもなります。
薬学学科を出ると、薬剤師として働いたり、製薬会社、企業や大学で研究職に就く人が多く、社会に貢献できます。
その一方で、化学科というのは、物質の構造、結合、反応及び機能や物性などを研究する学問であり、自然科学の基幹科目になります。
大学のカリキュラムとしては無機化学、分析化学、有機化学や物理化学などをバランスよく学び、実験もあります。
化学科を出た学生は、大学院で研究をしたり、教師になったり、製造業界や化粧品業界に就職をする人が目立ちます。
薬学学科などの薬学部では、数学や生物学、化学、統計学など自然科学を幅広く学び、薬学を専門分野として研究します。
それらを最終的に「薬」につなげていくのです。
その一方で、化学科などの理学部では数学科やこの化学科、生物学科など分野ごとに学科が分かれており、それぞれに専門分野を学ぶ感じです。
それは地球や宇宙などのように大きな謎に向かって解決を求める理学部の特徴であり、それ故多くの学科に枝分かれします。
また、両学科の忙しさについては学科ごとの違いはそう大きくはなく、大学やその学科によるでしょう。
研究が多いのか、実験が多いのかは個人差があるということを覚えておきましょう。
また、大学生活を忙しくする(有意義にする)のは、学生個人次第ともいえ、どのくらい積極的に学び、自分のものにするのか、将来に生かすのかはコントロールできます。
理学部の化学科は、基本的に4年制で大学院に行く人はさらに勉強をすることになります。
しかし、薬学部では、4年制と6年制があり、6年制は薬剤師になるには必須です。
薬剤師になるには国家資格が必要であり、大学で薬剤師養成課程を6年間修了し、国家資格に合格後、薬剤師になられます。
ちなみに、以前までは4年制でも薬剤師国家試験の受験資格を得ることはできましたが、平成18年からシステムが変わりました。
では、4年制はというと、これは薬学を学ぶことや研究者の育成がメインであり、薬剤師になるためのカリキュラムは用意されていません。
薬学部=薬剤師というわけではないということです。
意外と知られていないことでもあります。
今日は、薬学学科と化学科について解説しました。
どちらも理系学科の中では人気があり、多くの大学で併設されています。
一見、全く異なるように見える両者ですが、意外にも薬学学科では化学を使うなど共通点もありますので非常に興味深いと思います。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も理系学科に関する情報を発信しますので、ぜひ参考にしてください。
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