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あなたは、大学の理系学科の一つである数学科にはどのようなイメージを持っていますか?
これを読んでいる人の中には数学科に通っている人もいるでしょうし、別学部の学生もいると思います。
大学の数学科というのは、実はあまり人気がないところとしても知られています。
その理由は一体何なのでしょうか。
今日は、数学科が他の学科に比べて不人気の理由について解説します。
大学の数学科には勉強ができて賢いイメージを持っているかもしれません。
難しい数式を日頃から解き、理屈っぽい学生が多いとも思うかもしれません。
理系の中には数多くの学科があります。
物理学科や化学科、薬学学科などがあり、その中でも数学科というのはやはりどこか評判は落ちます。
実際、理系学科の中でも数学科の偏差値が低い大学も珍しくなく、それは人気度合いにも影響しているかもしれません。
でも、なぜ数学科は人気がないのでしょうか。
大きく3つ考えられます。
まずは、そのレベルに関することです。
高校までの数学とは何段階も違うレベルであり、実際ここについていくのは大変です。
高校までは数学の先生が問題の解き方を丁寧に教えてくれますが、大学の数学科はそのような場所ではありません。
問題を解く解法テクのようなものの説明は基本的にはなく、学生がわかっている前提で進んでいきます。
数学者というのはそういうものであり、これが現実です。
大学の数学科で学ぶ内容というのは、実は初歩的だったりもします。
少し語弊がある言い方かもしれませんが、数学科で学んでもその先に待っているものというのは実は少なく、専門的に勉強したい、数学者を目指したいのならその先の大学院に行く必要があります。
数学自体、研究色がかなり強く、卒業後に実務に活かせられることはそう多くありません。
先の数学科を出ても、直接何かに活用できたり、何かの分野に応用できるわけではないことに関係しますが、数学科というのは就職活動でも結構苦労することがあります。
「数学を勉強して、それで?」と認識されることもあり、即戦力になりにくいようです。
数学の研究者などを目指すのならまだしも、一般企業などに就職をするのなら苦労するかもしれません。
ただし、これは逆の見方もできて、実際数学科を出た学生の論理的思考はどの業界でも求められる能力ですので、有利に働く場合はあります。
一般的には数学科は就職には不利とされているものの、論理的思考など数学科ならではの能力をどう活かすかは学生次第といえるでしょう。
あなたは大学の数学科についてどうお考えですか?
女子学生の割合も少なく、理系学科の中でも決してものすごい人気のあるところとはいえないかもしれません。
それはもちろんどの大学かなどにもよりますが、一般的にはそう考えられていますし事実かもしれません。
でも、大学の数学科には数学科のメリットがあり、それは社会に出てからも武器になります。
他の学科の学生に負けない ‘’何か’’ をつけられたら、あなたは強いです。
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