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大学生の多くは「チャットGPT」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは高度なAI技術によって人間宛らの自然な会話ができるチャットサービスであり、全世界で注目を集めています。
そんなハイテク技術は、大学のレポート課題でも活用されることがあるようです。
今日は、そんなチャットGPTと大学のレポートについて解説します。
まずは、このチャットGPTについて詳しく解説します。
これは、AI技術により実現したチャットサービスであり、2022年11月に公開されてから無料で利用できる革新的なテクノロジーとして大きな注目を集めました。
生成した文章の正確さや自然さ、人間味のある回答がインターネット上を中心に話題となったのです。
チャットGPTの勢いは止まらず、リリース後たった2ヶ月余りで1億人のユーザー数を突破し、2023年になるとアメリカのMicrosoftが開発元であるOpenAIに対して100億ドルを投資すると発表され、これまた大きなニュースになりました。
チャットGPTは、スマートフォンでも使えます。
2023年5月26日にChatGPTのiPhone(iOS)向けアプリの日本対応版がリリースされ、アプリは無料で音声入力にも対応しています。
OpenAIは、近々Android向けのアプリもリリースするとコメントしています。
チャットGPTは、人間が書くような自然な文章を考えることができ、大学生のレポート課題でもこのサービスを使う人がいます。
他にも、自分が書いた文章の校正なども行ってくれるので、レポートの誤字脱字チェックなどにも使えそうです。
しかし、チャットGPTには問題点もあります。
チャットGPTは確かに便利な革新的なサービスですが、大学レポートで重要になる著作権の取り扱いには注意が必要です。
どこが著作権に引っかかるのか、盗用にならないかなどチャットGPTだけでは、著作権に関して不十分です。
いくら大学レポートであっても著作権についてはしっかり把握しておく必要があります。
大学のレポートでは客観的事実が求められます。
自分の主観的な意見ではなく、正しい意見が必要であり、それはAIのチャットGPTではやや物足りない場合があります。
質問に対して必ずしも適切な回答を得られるとは限らないので、それは頭に入れておかなければいけません。
チャットGPTを使ってレポートを作成することは、学術的な倫理や教育の目的に反する場合があるという見方があり、これが大学側が難色を示している理由でもあります。
レポートというのは、本来、学生が自ら学び調べてまとめる必要があるので、AI技術によって作成してもらうのはやはり大学レポートとして適切ではないかもしれません。
大学生の中には、このチャットGPTを使ってレポート作成をしようと思っている人が一定数いますが、大学側は何かしらの対策や制限をかけています。
そもそも、チャットGPTの使用を禁止したり、教授が課題を出す前にAIの回答を確認したりして対策をしており、今後、どんどん増えるであろう大学生の利用によってさらなる対策が取られそうです。
確かに便利でものすごい技術ですが、大学や教授などにとってはあまりいいものではないかもしれません。
今日は、今話題のチャットGPTと大学レポートについてでした。
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社会に出てからも大学レポートで培ったスキルというのは生きてきます。
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