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大学の数学科というのは、他の学科よりも専門性が高いところです。
文系と比べると明らかにそうですし、高校生でも数学科を目指すという人はひとクラスに何人いるでしょうか。
数学が好きで数学科に入る学生は非常に高い満足度を持っており、自分の勉強していることに強い誇りを感じていますが、同時に大学での後悔もあるのが現実です。
今日は、数学科を出た先輩たちの後悔について解説します。
在学生はそこから学べることが数多くあります。
どの学部や学科に行こうが、おそらく何かしらの心残りはあります。
文系学部で単位を取り、自由な時間にサークルやアルバイトなどをしても「もっと勉強しておけばよかった」「資格を取得するべきだった」などがあり、理系の数学科に行っても何かの後悔はあるでしょう。
では、数学科にはどのような後悔があるのでしょうか。
よくあるものを順番に解説します。
数学科を卒業した人からよく出てくるのはやはり数学科の難易度についてです。
これは、どの大学であっても数学科で学ぶ数学というのは高校数学の10億倍くらい難しいとされており、高校まで数学が好きであっても大学で挫折してしまうことは珍しくありません。
大学入試で勉強するような数学はほとんど出てこなく、どちらかというとパズル感覚のある高校数学とは別角度になります。
面白いことに、数学科とはいっても大学数学では数字よりもギリシャ文字が中心になり、数学で数字を使うのは物理学科に多いです。
よく数学科は就職が大変といいますが、これも先輩によっては後悔しているようです。
数学の論理的思考はどの業界でも求められるようになっていますが、数学科は専門性が高い故、就職では苦労することがあります。
数学科で学ぶ内容自体は就職の大部分では役に立たないことが多く、医療系や工学系の理系と比べて、数学科は大学院に行っても修士までに研究結果が出ることはあまりありません。
しかし、就職活動では論文や研究結果を求められたりするので、実績がなく苦労します。
ごく一部、数学科でも在学中に研究結果を出すことはありますが、それは運が良かったか天才といわれています。
これを感じるのは男子学生が多いと思いきや、女子学生自体も周りに女性が少ないのでやや心地悪さを感じることがあるようです。
理系学科全体的に女子学生は少なく、それは数学科でも同じことです。
化学や物理なら実験レポートがありますが、数学では基本的に課題よりも試験で成績が決まります。
ここで失敗してしまえば単位を落とすことにつながるかもしれなく、大変です。
ただ、学科によっては過去問があれば何とかなることがあるので、適切に対策をしたいです。
教授によってはそのまま過去問を出してくることもあるとか…。
今日は、大学数学科を出た人の後悔について解説しました。
今数学科で勉強をしている人は、先輩たちの声を参考に有意義に大学生活を過ごしたいものです。
勉強に関しては、途中で挫折してメンタルが崩壊することもあるかもしれませんが、一つずつ解決していきついていきます。
就職に関しては、確かに難しいかもしれませんが、そもそも大学は就職予備校ではないのでそこまで就職に有利になる必要はないという考え方もできます。
何をアピールしてどう印象付けられるかを考えることで、希望の企業に入られるようになるでしょう。
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