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文系は4年生になったらゼミがあっても、旅行やアルバイトなどをする時間があります。
一方で、化学科など理系学科は一般的に4年生になったら研究室に配属し毎日長時間研究をすることになります。
同じ大学生でも、文系と理系では学ぶ内容の他に勉強の大変さでも大きなギャップがあり、この「研究室」の有無も大きな違いです。
でも、そもそもなぜ化学科の研究室はそこまで大変なのか、今日はそんな内容です。
前提として、どの大学、どの学部や学科、どの研究室など学生それぞれの条件により研究室の忙しさは異なるということを覚えておいてください。
ただ、一般的に化学科の研究室は拘束時間が非常に長く、「ブラック環境」である場合が多いとされています。
冒頭でも述べましたが、文系学生であれば3~4年生などの後半部分はほとんど授業がなく週1~2日だけしか通学しない人も珍しくありません。
アルバイトをする時間も多くあり、海外旅行やボランティアなどを経験する人もいるでしょう。
それに比べて、化学科の大学生活後半というのは、研究室に配属し朝9~夜9時まで研究をすることも少なくありません。
それに自宅までの移動時間もあるので、毎日夜遅くに帰ってきてアルバイトはおろか勉強以外何もすることはできないでしょう。
化学科など理系では文系と違い実験が数多くあります。
文系にもレポートという時間のかかる作業はありますが、理系は実験をしてレポートにまとめるなど桁違いです。
またその実験も、講義終了で「実験が終わり」というわけではなく、基本的には実験が終わるまで終了しません。
その多くの場合で時間内には終わらないといわれています。
これが理系の拘束時間の長さにも影響しています。
大学の化学科の学生は化学が好きで入っています。
それは当たり前で、興味のない文系学生からすると一日中大学の研究室にこもっているのは耐えられないでしょうが、化学科の人はそれが楽しいと思っているのです。
そのため、実験が長引いてもその結果が気になるし、最後までやりたいし、時間を投資してこそいい研究ができると信じている人が多いです。
理系全体的に女子学生の数は少なく、化学科も例外ではありません。
それはなぜでしょうか?
女子学生は化学に興味がない?いや、そんなことはなく中には化学が好きな人もいるでしょう。
ある一説によると、この拘束時間の長さが家事や育児をすることが多い女性の興味を下げているといわれており、確かに化学者などになって家庭のことがあるのに研究室に朝から晩までこもることは現実的ではないかもしれません。
この夜遅くまで実験をするのが当たり前という流れが、女子学生の不人気を引き出しているのかもしれません。
あなたはどう思いますか。
今日は、大学の化学科の研究室に関する内容でした。
物質とその変化を徹底的に研究する自然科学の1つである化学、非常に奥が深く学べば学ぶほど興味が深まっていきます。
研究をしているとついつい夜になっていた…ということも珍しくない化学科ですが、他の理系学科に負けないくらい大変な環境です。
体調には気をつけて、勉強に励みましょう。
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