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連日、ニュースで「歴史的円安」「1ドル140円」などが囁かれていますが、これは海外留学を計画する大学生にも大きく影響します。
新型コロナが世界中で収まりつつあり、以前の生活が戻ってきています。
そのため、アメリカなどへ海外留学をしたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、円安によって簡単に留学できる環境ではなくなってきているというのをご存知ですか?
今日は、歴史的円安による海外留学への影響について解説します。
昨年、2022年の年初から3月ごろまで1ドル=115円で推移しており、10月には一時1ドル=151円台まで下がりました。
そのわずか7ヶ月で円の価値は大きく減ってしまい、この歴史的円安は1990年以来32年ぶりの円安・ドル高水準となったのです。
2022年秋頃に、日本政府は水際対策を緩和し、多くの観光客が日本へやって来るようになりました。
円安の影響もあって、外国人観光客にとって日本は非常に安く、魅力的な国なのです。
今年に入り1月終わりは1ドル=128~129円など以前よりは落ち着いていますが、今後どうなるかはわかりません。
日本にいて日本で生活するのなら円安でも関係ない…そう思うかもしれませんが違います。
円安になると原油などのエネルギー、穀物など原材料を輸入する際のコストがかかり、企業業績の悪化につながります。
そうなれば、市民の家計にも大きく影響してきます。
また、大学生であれば海外留学を目指している人もいるかもしれませんが、これはわかりやすいです。
円安になると、今まで1ドル100円だったのが1ドル150円必要になり、負担が増えます。
海外での大学の授業料から生活費など何から何までもです。
以前はコーヒー一杯買うのに2ドル200円くらいだったのが、円安が進むと1ドル=150円などになり300円にも、、授業料も何十万円も高くなるかもしれません。
こうなると、留学に行きたかった人でも躊躇してしまうようになり、なかなか行けません。
また新型コロナやウクライナ侵攻などの影響によっても世界中で物価高になっており、日本人としては大きなダメージになります。
これは非常に難しい問題です。
歴史的円安で今海外留学をすると円高の時に行った人と比べて大きな金額の差が出ますが、正直、この先どうなるかは誰にもわかりません。
今年は円高が進み、留学に行きやすくなるかもしれませんし、今後さらに円安が進み今が最も円高になるかもしれません。
また大学生は時間が限られているので、タイミングというのは重要です。
確かに、お金がかかるので円安が進む今行かなくても少し待ってタイミングを計らってもいいともいえますし、先はわからないからご家庭の経済事情と相談して行くと決断するのも正解です。
この辺りは、答えがないので大学の相談窓口や教授などと相談してみるのがいいかもしれません。
今日は、海外に留学したい学生を悩める円安に関する内容でした。
円安、物価高、新型コロナなど今の大学生は本当に難しい時代に生きています。
ただ、だからこそ、もし留学ができたら目標達成のために精一杯努力をして結果を掴み取るのでしょう。
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