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まだ1月であり、春までは時間があります。
お子さまにとって大学に入学する前は楽しみがある一方で、不安や心配事もあるかもしれません。
高校とは異なる教育の場所であり、毎日が刺激で新しいことばかりです。
今日は、大学入学前の不安に関する内容です。
大学と高校というのは、大きく違います。
学習面でも、生活面でもそうで、例えば、大学は高校までのように先生は丁寧に教えてくれるところではありません。
大学は研究する場所であり、解法テクニックを共有する場所ではないので、わからない人は自分自身で復習予習を行い、ついていく必要があります。
そして大学生になれば、アルバイトを始める人が増えます。
ひとり暮らしをする人もおり、生活面での自己管理はかなり求められるようになります。
実際、大学に入る前の高揚感とは裏腹に、入学してからその違いのギャップに適応できず、大学生活を楽しめないという人も少なくありません。
これらの違いを事前に把握しておくことで、その免疫ができ、ちょっとしたギャップにも対応できるようになります。
では、具体的にどのようなことを把握しておくべきでしょうか。
順番に解説します。
まずは、勉強に関することです。
先に述べた通り、授業は基本的に早く進みます。
先生(教授)の教え方に期待せず、自分で学習する習慣を身につける必要があります。
特に数学科など理系学科に入る学生は尚更で、わかっている前提で物事がどんどん進みます。
大学では授業時間も90分と長く、高い集中力が求められます。
他にも最近では100分授業や105分授業なども展開されています。
大学では、教授がいったことを単にこなすだけでは評価されません。
高校までは、先生のいうポイントを抑えて、いわれた通りに問題を解いたり、課題をこなせばいいですが、大学ではレポート課題やディスカッションがあり自発的な姿勢が強く評価されます。
レポートは高校までのように読書感想文ではダメで、論理的思考を持ち合わせ説得力のあるものが要ります。
ディスカッションを苦手とする日本人は多いですが、自分の意見を論理的に言語化する能力が必要で、これは社会に出てからも重要なスキルです。
新たな環境に入る前は誰でも不安なものです。
特に人間関係は心配で、うまくやっていけるかわからない人も少なくないでしょう。
大学は高校のようにクラス単位で移動するよりも、入れ替わりが多いので常に一緒にいる人というのはそう多くありません。
しかし、問題ありません。
他の学生も同じことを考えており、友達を作るのは不安です。
こちらから一言かけてあげるだけで両者打ち解けられるでしょう。
またサークルやクラブに加入すれば、容易に友達はできます。
先輩を含めて他学年の学生と関われるのは、コミュニケーションスキルという観点でメリットが多いです。
大学での試験の難易度は正直ピンキリです。
一般教養のような授業なら簡単なものもありますが、理系などでは難易度は高くなる傾向にあります。
また、授業によってはクラスの多くが落第をするような厳しいものもあり、知り合いや先輩などから事前に評判を聞いておくといいでしょう。
その意味でも、サークルなどには入った方が大学生活は過ごしやすくなると思います、
もし勉強面でどうしても対処できなくなれば、大学生向けの学習塾というサービスもありますのでご検討ください。
今日は、この春から大学に入学する新入生のために入学前の事前準備について紹介しました。
大学は楽しい場所です。一生の思い出になるでしょう。
親の立場としてももちろん子どもには最高の経験をして欲しいものです。
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