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文系理系問わず見るとそう多くない大学院への進学ですが、理系だけに限れば話は別です。
特に理学・工学・農学などの理学系の学生の実に40%ほどが大学院に進学するといわれています。
大学院に行くのにはメリットがある一方で、残念ながらデメリットもあります。
今日は、そんな大学院に行くデメリットをどう補うかという内容です。
ぜひ参考にしてください!
まず、当たり前ですが、大学院に行くメリットは数多くあります。
例えば、さらに深く自分の学ぶ学問を研究できます。
加えて、それを発信するプレゼン力なども身につくかもしれません。
社会に出ると言語化能力というものが今まで以上に求められ、プレゼン力は大きな強みになります。
そして、仲間ができて人脈が広がることも大きなメリットでしょう。
教授もそうですし、同じ大学院生も同じ。
大学4年間では出会わなかったような人脈ができます。
理系の場合は研究を続けていき、そのまま学者などになる人もいるかもしれません。
では、例えば、どのようなデメリットがあるでしょうか。
主に2つあります。
1つ目は、大学院で勉強をすると修士に2年間、博士にさらに3年間かかるのが一般的なので社会に出るタイミングが遅くなります。
そのため、周りの文系の友達や理系でも大学院に行かなかった人よりも遅れて社会に出ることになり、焦りなどがあるかもしれません。
また大学4年間の後に大学院に行くので、当然、授業料や生活費などお金がかかります。
遠方の大学なら一人暮らしなど生活費が多くかかるので、家庭によっては大きな負担になります。
デメリットをデメリットのままにしておけばそれまでです。
社会に出るタイミングが遅いといっても、その分学士を取得した人よりも専門性があるので社会に出てもその能力は求められるでしょう。
学費などの費用に関しても、大学院生を対象にした奨学金などがありサポートしてくれます。
無利子のものや有利子など様々なタイプがあるので、必要に応じて選びましょう。
大学院に行くことで専門性が身につき、大手企業に就職しやすくなったり、大学からの企業推薦で就職できたりと特に就職の面でメリットが多いです。
他にも、大卒と大学院卒であればやはり後者の方が給与が高いので、進学で学費などはかかっても将来的に見ると大きなリターンになります。
もちろん、お金がいいからという理由だけで大学院に行くのはよくありません。
学びたいことがはっきりしていて、目的や将来性を持って進学する学生こそが大きな利益を得られます。
大学院は学部よりもさらに難易度が上がり勉強も大変になりますが、それを求めた学生のみがいるので辛いですが楽しいと思います。
今日は、理学や化学などの理系学生にとっての大学院進学に関する内容でした。
あなたの周りにも大学院に進学する予定の人がいると思います。
大学院に行けば、あなたの夢や目標が叶えられるかもしれません。
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