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大学の4年間が終われば、社会に出るというのは今も昔もそう変わらないかもしれません。
現在でも多くの学生が就職活動を行い、社会人になります。
しかし、令和時代の今は昔にはない就職の形というのがあるのも事実です。
今日は、令和時代の大学生の就職状況について解説します。
文部科学省と厚生労働省で実施した指定の大学・短大などの学生の就職状況に関する調査によると、大学(学部)では95.8%、短大の学生は97.8%の人が就職しているということがわかっています。
前年同期比で大学生は0.2%低下しており、短大の学生は1.5%増加しています。
いずれにしても、やはりほとんどの学生が就職しているというのがわかります。
全ての大学が調査の対象ではなく、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校などと決められているので全学生を対象にすると多少の前後はあるかもしれません。
ちなみに、男子大学生の就職率は94.6%、女子大学生は97.1%という数字になっています。
これまで、日本の就職活動では新卒一括採用というやり方が主流でした。
「毎年決まった期間に新卒学生を対象として在学中に採用選考を行い、卒業後にすぐ入社する」というもので、実はこれは他の国ではあまり見られない方式なのです。
この制度が始まったのは、第二次世界大戦後です。
大学数と学生数の増加とともに高度経済成長期において大卒を安定して採用する仕組みとして広がったのがきっかけのようで、これまで日本に当たり前のようにあった終身雇用や年功序列という制度とも非常に相性がいいといわれています。
これはいわゆるフリーランスという働き方で、企業に属することなく個人で働くのを選ぶ学生もいます。
在学中にアルバイト感覚で始める人もいますし、卒業後にその道に行く人もいます。
大卒の学生の就職率が95%を超えていることを考えると、フリーランス全体の数自体は多くはないものの、昔よりは身近になっています。
ただし、もちろん社会経験のない学生がいきなり独り立ちするのはそう簡単ではありません。
フリーで生きていくメリットとデメリットをよく考えて選びたいものです。
新型コロナの影響があって、就職活動の選考をオンラインにて実施することが増えました。
一度も企業に向かうことなく内定をもらい、入社して初めて訪れるということもあり、以前までの就職活動では考えられないことです。
ただし、学生にとっても就職活動での移動費や宿泊費が掛からないので経済面でのメリットがあります。
この「効率性」は新型コロナが収まっても続くと予想されます。
大学生が就職活動を行う際、何も企業側だけに選んでもらうわけではありません。
学生側も安心して働けるかなどしっかり見極める必要があり、最近の大学生は年収などお金だけでなく人間関係や企業の雰囲気という「働きやすさ」も重要視している印象を受けます。
長時間労働などブラック環境では心身ともに疲弊してしまい元もこうもないので、多少お金は悪くても安心できる仕事環境というのを求める学生が増えたのでしょう。
先ほどのフリーランス の道を選ぶ学生も、その理由はいろいろありますが、経済面よりも自由やストレスフリーなどメンタル面の要素が大きいように感じます。
令和の学生は安定志向なのかもしれません。
今日は、令和時代の大学生の就職状況についてでした。
就職活動自体は昔と同じで行われますが、オンライン化したりフリーを選ぶ学生がいたりとその就職の形というのは変わっています。
今後、どのように変化していくのか注目しましょう。
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