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2022年12月現在、新型コロナは完全には収まっていません。
ただし、世界中ではすでに規制が撤廃されるなど収束の見通しが立っており、日本国内でも段階的に以前の生活に戻りつつあります。
それは大学でも同じことで対面授業が戻り、サークル活動なども盛んに行われています。
ではアフターコロナの大学はどのように変化するのでしょうか。
特に「学び」の部分を深掘りしていきます。
新型コロナが世界に広まったのは2020年初頭です。
日本でも感染者が出て、そこから圧倒いう間に全国に広がりました。
累計死者数も2022年11月現在で47,959人と5万人近くになっており、有名芸能人の方なども亡くなりました。
新型コロナが始まってから数年してアフターコロナはどうなるかという議論が出てきましたが、もしかしたら完全収束というのは無理で共に生きる「ウィズコロナ」になるかもしれません。
実際、欧州など海外ではその動きが目立ち、早い段階から規制を全面的に撤廃しました。
ただアフターコロナでもウィズコロナでもいずれにしても、大学の学びには大きな変化がありそうです。
これまで、オンラインで勉強するというのは例えば資格取得や通信教育などがありましたが、大学などではあまり一般的ではありませんでした。
しかし、新型コロナが出てきて対面での授業が難しくなったのでオンラインに移行せざるを得ない状況になり、2020年5月の時点で実に9割の大学でオンライン授業が導入されたようです。
文部科学省が出した令和4年度前期(2022年)の授業の実施方針等に関する調査によると、半分以上を対面授業とする大学は99.3%であり、7割以上を対面授業にする大学も全体の95.8%に及びます。
令和3年度と比べて全面対面・ほとんど対面の大学は合わせて20ポイント以上も上昇しています。
オンライン授業自体はかなり減ったものの、3年経った現在でも完全に撤廃になったわけではなくケースバイケースでまだ取り入れられていることがわかります。
授業によってはオンライン授業を取り入れている大学が多いですが、オンライン故の問題点もあります。
今後、新型コロナが完全に収まっても自宅で授業を受けられるオンラインは利便性が高いので使われることが予想されますが、同時に問題は解決する必要があります。
例えば、「集中力の問題」があります。
対面で教授が目の前で指導をするよりも画面を通すので、やはり集中力が途切れやすくなりますし、自宅で受ける場合は特にメンタル的にも怠けてしまうでしょう。
他には「通信環境に依存する」ということがあり、通信環境が万全ではないと質の高い授業は受けられません。
大学によってはスマートフォンでも受講できる授業を提供していたりと対策はとっています。
新型コロナのおかげでというか、この機会により大学でもオンライン授業ができるということがわかりました。
今後は必要に応じてうまくオンラインを取り入れていく大学が増えるでしょう。
その際には、常に満足いく教育を受けられるようにオンラインでの問題点を解消していきたいものです。
今日は、アフターコロナでの大学の学びについて解説しました。
これまでとは授業の受け方が変わり、対面に加えてオンラインも導入されます。
オンラインは移動の必要がなく便利ですが、通信環境などの問題点もあります。
大学そして学生、両者にとって大きなメリットになるように、オンライン授業を上手に活用していきたいです。
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