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以前、当サイトでは高校数学と大学数学の違いについて解説しました。
参考:「高校までの数学と大学数学の大きな違い」
両者は同じ数学ですが、内容や授業の展開の仕方などが異なります。
学生の中には、大学で数学科に通っていたり、数学が好きで勉強しているけれど受験数学が苦手だったので不安を感じている人もいるかもしれません。
今日は、受験数学と大学数学に関する内容です。
受験数学というのは、いうならば高校数学のことです。
高校で学ぶ数学についての試験であり、大学に入学するためには受験する必要があります。
では、あなたは大学受験での数学の勉強はどのようにしましたか?
おそらく、まずは定理や公式を徹底的に覚えること、そしてそれを使えるようにするために演習問題をこなすことだと思います。
これらの繰り返してであり、やればやるだけ力がつき問題を解けるようになります。
これ自体は、別に大学数学でも役に立つものであり、100%無駄とはいいません。
もちろん、大学数学というのはより専門性が高くなり、公式の丸暗記だけでは苦戦しますが役には立つでしょう。
他にも、受験では、ただ問題をこなすだけでなく時間配分や解法テクニックなどがあります。
これらは、受験でしか役に立たないものであり、基本的に大学数学になればプラスにはならないでしょう。
受験数学は、高校の先生や塾の講師などはその道の専門であり、受験を勝ち抜くための方法というのを熟知しています。
つまり、何が言いたいかというと、仮にあなたが受験数学が苦手であったとしてもそれは数学どうこうの話ではなく解放テクニックなど受験のためのコツを把握していなかったから苦手意識を持っていた可能性があるということです。
ただ、公式を丸暗記するのは数学の本質とはいえないので、丸暗記が得意な人はもしかしたら受験ではよかったかもしれませんが、大学数学になればベストな選択とはなりません。
逆に、丸暗記よりも本質を考えて問題を解けるタイプの人の方が大学数学では有利になるでしょう。
受験テクニックと数学テクニックというのを混ぜて考えない方がいいです。
数学というのは、多くの人にとってあまり縁のないものかもしれません。
一部の数学者や数学科などそれに深く関わる人のみの学問であり、例えば、文系などその他の大学生にとっては関わりが少ないといえるかもしれません。
しかし、もちろん文系の学生であっても数学に興味があれば選択科目で受講することも可能ですし、独学でも構いません。
数学には基本的に答えは1つしかないので、それにたどり着けた時の達成感というのは病みつきになります。
今日は、受験数学と大学数学に関する内容でした。
当サイトでは、大学数学に関する有益な情報を定期的に発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。
勉強のやり方や数学に関する豆知識など、きっとあなたが探している情報が見つかります。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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