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今も昔も家に引きこもる大学生というのは一定数存在します。
現在では、大学生全体の5%程度が引きこもっている状態といわれており、決して少ない数字ではありません。
でも、大学生の子どもを持つ親として引きこもりの子どもにどのように接していけばいいのでしょうか。
そこで今日は、大学生が参加できるボランティアについて解説します。
「引きこもり」というのは、昔から問題として挙がっていることで、大学に行かず家にこもり家族以外の人とほとんど話さなかったり交流がない状態のことをいいます。
引きこもる人は世界中にいますが、日本では社会問題になっており海外でも「引きこもり=hikikomori」という単語で知られています。
大学生の引きこもりは、家にずっといて大学に行かないで一人で過ごすことで、大学という特性上、親や先生も学生の面倒をそこまで深く見ないので「隠れ引きこもり」もかなりいるのではといわれています。
また今は、新型コロナの影響もありオンライン化が進んだため、普段引きこもり体質だった人が余計に人と顔を合わせることがなくなり本格的な引きこもりを誘発するかもしれません。
大学生が引きこもってしまう原因はいろいろあります。
学生同士の人間関係だったり、授業に関すること、過去のトラウマなどもあるかもしれません。
ただ、いずれにしても社会から孤立していることは確かなので、いかに社会と接点を持つかが重要な課題になります。
そこでおすすめしたいのがこのボランティアです。
順番に解説します。
大学生でボランティアに参加する人は年々増えています。
幼稚園などのレクレーションのお手伝いをするボランティアでは、無邪気な子どもたちと交流できます。
子どもを始めその親からも感謝の言葉をいただけるので非常にやりがいがあります。
純粋な彼らを見ていると心のストレスも徐々に緩和するかもしれません。
海外旅行や海外が好きな人には国際系のボランティアがおすすめです。
海外ボランティアでは現地の方と交流したり、その国の文化や慣習などに触れられます。
日本という島国で過ごしていると異なった文化を体験することはそうありませんので、海外ボランティアを通して広範囲な価値観を手に入れられるでしょう。
「悩んでいるのは自分だけではない」「こんな悩み、彼らに比べたら小さい」などいろいろ気づきがあるかもしれません。
元々、自然や緑が好きな人には自然のボランティアがいいでしょう。
森林の間伐、野鳥の観察、公園の掃除など自然と触れ合えるからこそ心もリラックスします。
人間の心は緑を見ると安心すると科学的にも証明されているので、自然のボランティアは良い選択肢になるでしょう。
ボランティアをしたいと思ってもお金的に難しい場合もあると思うので、その時は社会貢献性のものがいいです。
ボランティアに加えて時給も発生するので経済的にも安心です。
例えば、農業アルバイトや介護アルバイトなどがあるので好みに合わせて選んでみましょう。
今日は、引きこもりの大学生にぜひともおすすめしたいボランティアについてでした。
ボランティアといってもその種類は多数あるので、お子さまの好きなことに沿って選択すると楽しめると思います。
他人から「ありがとう」という感謝の言葉をもらうと、幸せホルモンであるセロトニンや愛のホルモンのオキシトシンなどが分泌され幸福感を感じます。
ボランティアをしたら引きこもりが一気に治るわけではないかもしれませんが、これがきっかけで外に出る機会などが増えるかもしれません。
ぜひ試してみてください。
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