親が気づけない大学生の子どもの悩み

 

私たち人間は生きていく以上、悩みや不安はあります。

 

それはもちろんまだ若い大学生の人も同じで、むしろ大人よりも精神的にまだ未熟な部分があるので悩みやすいともいえるかもしれません。

 

そんな大学生の子どもを持つ親の立場としては、できるだけサポートしたいものです。

 

今日は、親がなかなか気づけない大学生の子どもの悩みについてご紹介しようと思います。

 

【大学生の悩みは尽きない】

大学生というのは勉強を本業とするものですが、様々な悩みがついてきます。

 

例えば、もちろん大学の勉強のことや資格のこと、就職のこともそうでしょうし、大学内の友人関係やアルバイトなど本業は勉強でありながら比較的自由な時間が多い大学生はこれまでの人生の中で最も多くの悩みを抱えている時期かもしれません。

 

悩みというのは、誰でも持っていてそれが普通のことですが、大切なのはそれをどのように解決していくか、どのように対処していくかなので、

 

仮に自分の悩みを相談できる人が周りにいなければ、彼らにとってはかなり辛い時間となります。

 

【大学生の親が気づけない理由】

小学校や中学校、高校などでは子どもと過ごす時間は多いですが、大学生にもなると実家通いの子どもであっても自由な時間はアルバイトや友人と時間を過ごすことも増えて、子どもと同じ時間を過ごすということが減ってきます。

 

また、一人暮らしをしている学生は尚更で、物理的に会えない距離にいると今どのような悩みを抱えているかが子ども自身が発信しない限りわかりません。

 

他にも、大学生という年齢的にはすでに成人になるため今までのように何でも親に相談するのは「ダサい…」と考える人もいるかもしれません。

 

特に男子学生はその傾向が強いかと思います。

 

【大学生の悩みとは】

 

 

順番に詳しく解説します。

 

≪勉強≫

 

まずはやはりこれが最も大きいでしょう。

 

授業についていけなかったり、単位を落としそうだったり勉強に関する悩みは尽きないもので、特に授業料を払ってもらっている子どもはなかなか親に打ち明けることができないものです。

 

でも迷惑をかけたくない…という思いがあり葛藤が起き、余計に悩んでしまうのです。

 

日頃から大学での勉強についていろいろ話せる関係を作っておくことが大切になり、そうすることで何かあれば親も子どもに聞けますし、子どもも安心して相談できるかもしれません。

 

≪進路≫

 

進路の悩みも多く、就職をするのか、夢に向かうのか、留学するのかなど様々な考えや選択肢があるはずです。

 

本当はやりたいことがあるのにみんな就職しているかと就職を選ぶとのちに後悔することになるかもしれません。

 

親の立場として自らの経験をシェアして一緒に解決していきましょう。

 

人生の先輩の言葉というのは重いものです。

 

≪人間関係≫

 

これは特に親に相談しにくいトピックでありながら、頻繁に発生する悩みです。

 

どんなに憧れの大学に入ったとしても友達がいなかったり人間関係で悩んでいると充実した大学生活にはなりません。

 

人間関係の悩みは愚痴などもあるので、ただ話を聞いてあげるだけでも子どもの重荷が減るかもしれません。

 

【まとめ】

今日は、大学生の子どもの悩みに関する内容でした。

 

誰でも悩みの一つや二つはあります。

 

大切なのはそれをどのように解消していくかということです。

 

そこで頼りになるのが親であり、子ども自身も頼りにしている存在です。

 

いつもはあまりしないけれども、今日は子どもの話に耳を傾けてあげてはいかがですか。