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「高校までは数学が好きで得意だったのに大学に入ってから嫌になった…」という学生は少なくありません。
それはなぜか、まずは大学数学の難易度の高さがあるでしょう。
人はわからないものに対して興味が薄れるものです。
そこで今日は、大学数学の講義がわからない時の対処法について解説しようと思います。
高校数学では得意で全く問題なかったのに大学に入ってから数学に手を焼いているという学生は多いです。
それは単に難易度が上がったのもそうですし、「数学」や「学問」に対する前提が大きく変化したのも影響しているでしょう。
簡単にいうと、高校までの数学は生徒の到達度に合わせて丁寧な指導が行われますが、大学に入ると学生は授業を参考に自分で学習することが求められています。
大学の授業に頼り切っていては理解は難しいということになり、いかに自主的に勉強をするかが大切になるのです。
そして、たとえ同じ数学の科目であっても担当する教員によって板書の書くスピードやわかる前提でどんどん進める、対象が数学科ではないのに数学科向けの内容になるなど人により大きく異なるため、そもそも言い方は悪いですが当たり外れがあるということです。
大学の講義は人によって合う合わないがあるので、いかに自分にとって適切かを見出すことも重要なのです。
シラバスや先輩などの意見を参考にしたいものです。
「授業が分かりにくいから」、「教員の教え方が悪いから」など特に高校の時と比べるとこう感じることはあるでしょうし、事実でもあるかもしれません。
ただ、それは言っても仕方がないことで単位は取らなければいけません。
教員のせいにしても状況は一向に上向きにならずただただ停滞するだけでしょう。
そもそも、数学に限らず大学では「誰かに教えてもらう勉強」という考え方自体を見直す必要があり、自分で学ぶ場所が大学です。
大学を卒業して社会人になった時のことをイメージしてみてください。
新入社員の最初の頃は研修など指導がありますが、それでも自分で考えてその状況に適した判断をしなければいけません。
教科書があってAはA、BはBというばかりではなく柔軟な対応が求められますしそれを生み出すのはあなた自身です。
数学が得意な先輩や友人がいたら教えてもらうのもいいでしょう。
ただし、それも1つの手段にすぎず最終的に考えて学力を高めるのはあなた自身であるということを忘れないようにしたいです。
大学数学での課題が高校の範囲なのならば、徹底的に復習し直して基盤をつけておく、授業の内容が早くて理解できないのなら教授に聞いたり、友人に聞くのもあなた自身が考えた手段の1つであり理解力を高めるための有効な方法になるでしょう。
今日は、大学数学で困っている時の対処法についてでした。
理系学科の授業は難易度の高いものが多くただ「好き」という理由だけでは時に難しいものです。
ただ大学で達成したあなたの努力は卒業後に社会人になってからもきっと役に立つ経験になるので歯を食いしばり毎日少しずつ前へ進んでいきましょう。
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